昨年オバマ大統領がシリアへの軍事攻撃の是非を議会の決定に委ねたことは今後の軍事行動の際、同様の措置が必要となるのではないかと推測されたが、今その流れの法案の準備がなされている。
先ず日本との関係を見てみたい。
日本が周辺国と武力衝突した時の米国軍事行動はどうなるであろうか。
安保条約第5条は次のとおり明記する。
「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対す る武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」
米国の法的約束は「自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動する」ことである。
「憲法に従い行動をとる」ことを約束した。
米国の交戦権は憲法上どうなっているか。
「第8 条[連邦議会の立法権限]の第11 項]で「戦争を宣言し、船舶
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コメント
蓮は筈の誤りです。ごめんなさい。
「どうぞご勝手に」というのは、「どうぞどこまでも甘ちゃんでいなさい」という意味です。
私は「永遠に変わらないダイヤモンドのような強さ」なんか持ち合わせません。単に、人間とはそういうもの、宇宙とはそういうものであるという認識でしかありません。一方、日常では些細なことに喜び、笑い、涙を流していることもまぎれもない事実です。それは、人間と言う存在としてその様にできている有機体ですから。私にとって、夢とは多くの場合、あり得ない、非現実的、非合理的な願い、恐れなどの脳の活動でしかなく、大きな意味はありません。一部の人は、夢を追い、それを実現することに無上の喜びを抱くと言うことも知っていますが、私には無縁のことです。そんな努力をするのが嫌いで、一生を過ごしてきましたから。それでも、結構快適な一生でした。
白状すれば、時々宝くじを買っています。確率的にほとんどあり得ない可能性だと知っていても。ただ、それだけのことです。私は単なる凡人ですから。くどいようですが、日米の相互依存の問題は、絶対的な結び付きではないが、現時点では互いに両国が有益、ないし他に選択肢がないと思っているに過ぎないということでしょう。だって、日本が中国にすり寄っていっても、中国は日本を信用できない、まだ日本を許していないと言うに決まってますから。そのうちに中国が心底から日本を友好国とみなすように成長したら、付き合えば良いでしょう。それも多分、夢でしょうが。
>>8
正直に申し上げて、僕はあなたとさほど意見を異にしていません。人であれ、国家間であれ、何かを期待してはいけないということも、関係は移ろいやすくあっという間に消えてしまうということも、事実として認識しています。だからこそ半永続的な良き共同体を作っていけないものか、そのためにはどんな道筋が、そしてどんな未来のヴィジョンが考えうるのか時々考えます。それはあなたがいう永久に現実と交わることのない夢ということになるかもしれません。
人間の一生とは究極的には人間の意識の中にあると僕は思います。客観的な現実の中には人生の意味は存在せず、意識と切り離した現実を生きることは砂漠の中を歩き続けるサボテンのようなものです。歴史も現実の積み重ねではありますが、大きく見れば人類の意識の変化の歴史です。そして本来人間が見る夢が、全く現実と切り離されているということはないはずだと僕自身は考えています。ただ実現しない夢は多くあなたのように考えるはよくわかります。多くの人は夢はディズニーランドやハリウッドで供給して現実を生きるという人が多いのでしょう。そしてそういう考え方で、本来そういう意味を持って生まれてきたものではないものまでもそういう扱いを受けているのも現実だと認識しています。
それでもなお、未来は夢から生まれる。それはアボリジニの考え方です。新しい未来が今まで存在してこなかった意識のあり方を意味するのなら、それは夢から始まるはずです。現代を席巻している合理主義を支える近代科学も人々の夢から生まれました。宗教的な世界観の中から科学的なものの見方で世界を再構築することを試みた人々の夢が作り出した世界観です。それは人々の意識や夢の意味を切り離してしまいましたが、だからこそその本来の意味と現実を統合する新たな意識のあり方が問われているのだと思います。
どこまでも甘ちゃんということはありません。でも現在甘ちゃんなので気が済むまで甘ちゃんでいさせてもらいます。それはそれで結構幸せなのです。宝くじ当たるといいですね。そういうことを聞くとoldjapさんも普通の人間なんだなと思い安心します。
(ID:18367902)
ロシアに変わる絶大な力を潜在的に保有する中国が大きな壁になってきていると看做すべきなのでしょうか。
経済的に破綻し、米国民の厭戦気分が強くなると同時に、中国の力が米国市場を支配し始めていると見るべきであり、中国抜きに、米国経済が成り立たないことを米国自身が自覚しているといえる。
一方、日本の安倍総理は、中国とまともに敵対し、中国と競おうとしている。この米国と日本の対応の差はきわめて大きい。
このまま選挙なしに、愚かな政権が維持されるとなると、世界的な国家観が欠落し、孤立化の道を突き進んでいくのでしょう。
この微妙な日米関係にあるとき、ロシアと安倍総理は接近しようとしている。戦略的な発想なしに、話を聞いてくれるからと言って、ロシアに接近することは、中国だけでなく、米国もないがしろにしかねない。ロシアは基本的に二枚舌、三枚舌の外交を巧妙にする国であり、その点を充分見通しているのであろうか。大変心もとない。