告 発 状
東京地方検察庁特捜部長 殿 平成25年11月23日
1、告発人 市民連帯の会 代表 三井 環
2、被告発人
①徳田虎雄徳洲会前理事長
②徳田毅衆議院議員
③猪瀬 直樹(東京都知事)
3、 告発事実
① 被告発人徳田虎雄、同徳田毅は、共謀の上、平成24年11月19日頃、東京都千代田区永田町の議員会館において、東京都知事選に立候補予定の被告発人猪瀬直樹に対し、選挙運動資金として、現金5,000万円を供与し
② 被告発人猪木直樹は、上記日時場所において、被告発人徳田虎雄、同徳田毅両名から選挙運動資金として、現金5,000万円の供与を受け
③ 被告発人猪瀬直樹は、平成24年末頃、選挙運動費用収支報告書に上記資金を記載しなかったものである。
4、 罪名および罰条
①公職選挙法違反 第221条1号、
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コメント
最初は「選挙資金」と言っていたのに、帳簿に記載していなかったことを指摘されると「個人的な借り入れ」に変更した。そして徳田氏に捜査が入ってから「返済した」というのも、疑念を深めている。彼の都政が、おもてなし=表無しの「裏金頼り」だったのだろう。
地検の徹底捜査に期待したいところだが、三井環氏の告発に、真剣に対応するかも見ものだ。
三井氏は検察の裏金をテレビ番組で告発する直前に、先手を打たれ微罪で失脚させられた人物なのだから。
(ID:18367902)
報道によると、猪瀬氏が一億円の支援をお願いしたが、始めての選挙で政治家としての選択を受けるわけであり、猪瀬氏と徳田氏の交流によって成立したとは見られない。徳田氏は猪瀬知事との交流より別人との交流が深く、別人の要請があって、猪瀬氏の要望に応じたと見るのが自然なのでしょう。今までの利権獲得なしに、一億円とか、5千万円というお金を簡単に出すわけがないと見るのが常識的ではないか。もし、猪瀬氏と徳田氏の関係に限定されるとすれば、副知事時代、徳田氏との関係がかなり親密であったと見るべきでしょうか。問題の根が深く、いずれにしろ、徹底した捜査が進むようにしてほしい。