秘密保護法は、日本発でない。
そもそも日本はどこまで秘密を守るという気持ちがどこまであるか。
少なくとも安倍政権にはない。
スノーデンの暴露によって、米国の国家安全保障局(NSA)が日本を盗聴していることが判明したにもかかわらず、これに対する反応は低い。
メルケル首相は、オバマに直接抗議を行い、オバマは「今後行わない」と確約した。
オランド仏大統領は10月21日、オバマ大統領に電話で抗議し「同盟国、友好国間のこのような行為は容認できない」とし、情報収集については両国間で範囲を限定すべき「このような状況では正常な米仏関係は持てない」と抗議した。
メキシコ大統領は訪米を中止した。
これに対する日本の反応はどうだったであろうか。
「小野寺防衛大臣は、”あくまで報道。米国政府がそのようなことを言っているとは承知してない。同盟国間も含め、様々な友好国との信頼を傷つけるような行為は
コメント
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秘密保護法は、米国の指示で、米国の法律に準じてつくられているという。だがお手本にした米国で、ウィキリークスなどで暴露されているのは、すでに時代に適合していない証拠である。
米国の場合は、情報公開の原則があって、限定され、検証可能な状態での秘密の確保だが、日本では書類を破棄するなど、検証不可能な秘密保護になる。これでは北朝鮮以上の暗黒国家になってしまう。
日本政府が法案を作るのとタイミングを合わせるように、ツワネ原則が発表されている。その原則と正反対の法案が期待した効果を上げることは有り得ないだろう。
(ID:19768870)
>>2
「軍事機密を守ることは被支給・供与国の契約上の義務であることは容易に想像できます。そのどこがいけませんかね。」全くその通りですよ、「容易に想像」どこじゃなく当然です。民間企業間だって守秘義務(Confidentiality)や非開示(NDA)契約等は必須です。だけど今回の特定秘密保護法案は米国から言われるままに日本と言う国家が主体性も無く“集団的自衛権”遂行の為に法制化し行政府の長の一存で秘密事項を指定し60年後まで国民に一切知らしめず、危機を感じたジャーナリストや一般人が秘密を入手したりリークしたり、協力しただけでも重い刑罰を課される事ですよね。「国防なんて下らない事は、米国という親分に任せておけばよいでしょう」などと呑気におっしゃいますが、所詮米国は自国の国益が第一で日本国民は何も知らないまま意に沿わない方向にもってかれたのではたまらない(という不安)ですよね。そもそも国とは自国民に情報を公開し不安を払しょくし、安心感を与えべきだと思うのですが。
(ID:32175174)
tsutomizuさんへ -我々は互いに自分の考えが正しく、議論の相手が間違っていると思うから議論するのであり、同意見なら議論にはなりません。日本人は「エールを送る」なんてことをするのが好きな国民のようですが、私が発言するのは、自分と異なる意見を見つけたときだけで、自分と同じ意見に対してはわざわざ同意見だからと言って、おだてたり、涙を流して喜ぶようなジェスチャーしません。(「エール」の語源はYell、即ち怒鳴ることのようですが、変な日本語ですね。)
私の発言について「体制側の視点に限定され、米国、安倍政権、原発にこだわりすぎている様な気がしています」とおっしゃいますが、特定の話題についてたまたま政府の方針と私の意見が一致しただけで「体制側の視点に限定」と仰るのはあなたの推測と誤解に過ぎません。ちなみに私は原発賛成であり、日本が米国と安全保障で協調することに賛成です。
のぶたろうさんへ -「米国から言われるままに日本と言う国家が主体性も無く」と仰るが、日本国政府はその外交方針として関係する課題(例えば安全保障問題)について米国と協調すると(主体的に)決定しているのであり、主体性が無いと判断するのは謝りです。と、私が思うのは、軍事技術的に日本は現時点で米国と離れて独自の技術開発をすることは荒唐無稽に属する考えだと思うからです。これはWWIIで敗戦したことに始まった事実から由来している状態なのです。今の日本人は不安病という膠原病にかかった状態ですね。原発も安全保障も不安。地震もふあん。自分の職業も不安。夫婦仲も不安。子供の成長も不安。食品も不安。健康も不安。何でもかんでも不安がっていればいっぱしの大人と言われるかと勘違いしているんでしょう。そんな人間は生きていくのがさぞかし大変でしょうね。