11日、 鳩山元首相が理事長を務める東アジア共同体研究所はシンポジウム「終わらない〈占領〉」を2日、宜野湾市の沖縄国際大学で開いた。ここで、孫崎元外務省国際情報局長、川内前民主党衆院議員、前泊沖国大教授、大田元県知事、伊波宜野湾市長らが登壇した。

 ここで最大の焦点は2010年、普天間米軍基地の「最低でも県外移転」との主張から「辺野古移転容認」への発言に切り替えた羽出山発言をどう位置付けるかが最大の焦点であった。

 会場は沖縄国際大学で約300名位しか入れない会場であったが、百人以上が立ち見で聞き、さらには場外で拡声器の放送に多数のひとが聞き入る状況だった。

 発言時、新崎元沖縄大学長、前泊沖縄国際大教授が、鳩山氏の変容を厳しく批判したが、大田昌秀元県知事は鳩山氏の支持する発言を行い、会場もほとんどが鳩山氏の主張を支持する態度を見せた。

 ここで興味あるのは、「