私は、歴代首相の中で、小泉首相は、もっとも酷い首相と位置付けている。対米隷属にひたはしり、日本を格差社会にし、反対派を切り捨てる政治風土を作った。
その小泉首相が脱原発に向け発言を開始した。
「経済界では大方が原発ゼロは無責任だと言うが、核のゴミの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任だ。 原発の必要論者は『将来はゼロにする方がいいが、今はダメだ』と言う。しかし、早く方針を出した方が企業も国民も原発ゼロに向かって準備もできる、努力もできる、研究もできる。
今こそ原発をゼロにするという方針を政府・自民党が出せば一気に雰囲気は盛り上がる。そうすると、官民共同で世界に例のない、原発に依存しない、自然を資源にした循環型社会をつくる夢に向かって、この国は結束できる。
(朝日新聞デジタル「小泉元首相『原発進める方が無責任』名古屋で講演」/10/01)
これに
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コメント
>>4
しなもんさんへ。以前も、変換ミスについて、同じ指摘がありました。
孫崎さんは、超ご多忙の中、ボランティア精神、真の愛国の立場で、ほぼ毎日、発信してくれてます。
僕の知らないこと、情報を分析して、警鐘を鳴らし、僕たちに提示してくれています。
大目に見てあげませんか。僕も、一瞬??となりますが、文脈から、●●とすべきところ××とした変換ミスと気がつきますから。
この日本という国家?では、日本システムという掟みたいなものに従っているうちはいいが、いったいその問題点を指摘したり、反対の考えを述べたりすると、とたんに人格否定も辞さずの攻撃をしてくるようです。
で、さしずめ新潮も読売、その他の大手メディアも、システムの手足の役割を分担して、マスコミの中で一定の地位を占めていられるのでしょうね。
たとえそのシステムの考え方が時代遅れというか、完璧に誤っていても、そしてその先には崩壊の二文字しかなくても、それでも彼ら手足共はそのシステムに寄り添い続けるのです。
ちなみに日本システムにとり重要度から行くと、一番トップに来るのはTPPのようです。
TPPについては、なにがあろうともマスコミはまったくその問題点を報じようとしませんからね。
僅かに例えばテレ朝の「モーニングバード」のそもそも総研 たまペディアくらいがまともに取り上げていました。
但し孫崎さんで反TPPの論陣を張らせたときは、相当の圧力がかかったみたいですが。
そうそう岩上さんは反TPPの姿勢を変えなかったせいか、ついにMXのレギュラーも失いました。
かほどに異様な国、というか国の様な地域日本です。
国民はいくら投票しても国が変わらない事を叩きこまれています。
だからはなから政治には期待しないというのが大人の考え方であり、システムから弾かれないように必死にしがみついて生きているのです。
民主主義ではないからこそ、国民の願いが国政には反映されないのに、そんな現状を変える手段を持たない国民は、ただただ現状を受け入れて耐え忍び生きていくしかないのです。
日本報道検証機構の記事にも《注意報》―と出てたりします。
「小泉氏「原発ゼロ」発言批判の社説にミスリードあり」
“▼読売新聞が社説で小泉元首相が「原発ゼロ」路線を唱えたことを批判。その中で、放射性廃棄物の地層処分について
「技術的に決着している」と断定しているが、昨年、日本学術会議が技術的な課題を指摘している。”
詳細は
http://gohoo.org/alerts/131011/
(ID:19735181)
小泉元首相や瀬木比呂志元裁判長(那覇地裁沖縄支部第1次嘉手納訴訟判決)はその職を辞した後に、自らの判断について反省し、自らの真意を吐露した。遅きに失したとの指摘もあるが、そうではない。これからの日本の進むべき途を指示している福音だ。