30日『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』の執筆者が集まる会があった。小沢氏自身もでた。

 この本には私は執筆に関与しなかったが「孫崎享氏推薦、政治的陰謀としての小沢問題を、ここまで多角的に検証した本は初めてだ!」と帯を書いた縁で参加した。

 私はこの本を契機に日本国民は今一度小沢問題を考えるべきである。

 これだけ日本の民主主義の危機を体現している問題はない。

 鳥越氏が述べていることが最大のポイントでないか。

「通常であれば、選挙が近ずいている場合には、野党の党首であった小沢さん

の事件に手を付けることは検察側が政治的な介入をすることにもあたるため、過去にはできるだけ避けてきた歴史がある。検察にはそこまでしてやらなければならない何かがあったということだろう。

 結局東京地検は小沢事件を闇献金事件として起訴できなかったし、検察審査会による強制起訴でも小