孫崎享のつぶやき

スノーデン事件・抗議し対抗手段とる独と何も出来ない日本

2013/08/16 08:10 投稿

コメント:6

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   (注:一部は再掲載)
6月上旬、英国のガーディアン紙は「国家安全保障局(NSA)がグーグル、マイクロソフト、アップル、ヤフー、フェイスブックなど大手ネット企業に個人情報の提供を求めてきた」と報じた。ついで、「国家安全保障局が秘密プログラムPRISMを使って、直接大手ネット企業のコンピューターにアクセスして、利用者の個人情報を入手することが出来る」と報じた。
 そして対象が米国だけでなく、日本、ドイツなどの同盟国に及んでいることが明らかになった。
 これに対する日本の対応はどうだったであろうか。
 7月1日付時事通信は「菅官房長官が“当然関心を有しており、しかるべく確認したい”と述べ、外交ルートを通じて米政府に事実関係を照会する方針を示した」と報じた。 結局何もしないに等しい。
 日本と同じ同盟国であったドイツは何をしたか。
 第一に首脳レベルで抗議している。
   6月10日付英国ガーディアン

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コメント

>>3
「そんな無責任官僚に、無批判に従う「思考能力欠如の政治家」。こんな連中に国の運営を任していたのでは、植民地以下の隷属国になってしまうでしょう。」
で、あなたはどうしようと提案しているのですか。
現状をあなたなりに解釈し、説明したことは理解しましたが、具体的な提案が見当たりません。ただ嘆くばかりじゃあ、他人を憂鬱にする役目しか果たせません。

No.4 136ヶ月前

 現状を嘆くだけでは、何も変わりません。
 おかしいことには、おかしいと、声を上げ、行動すること。
 自分ひとりが、声を上げ、行動しても、何も変わらないのではと、弱気になるときもあります。
 しかし、何もしなければ、何も変わらないのだから、小さな声でも、小さな行動でも、継続することが
やがて、大きな流れとなり、歴史を作ってきたことが歴史の教訓です。
 「今の時代を語るとき、日本ではすぐに国家や世界のレベルの話になりがちだ。しかし、ジャーナリストとして
世界の現場を追うと,実際に歴史を作っているのは個々の人間であることを実感する。人間らしく生きられる社会
を求めて人が生き、闘っているのがこの世界だ。…現代の世界は『自由、人権、民主主義』を目指している。それ
を担うのは、現実を踏まえつつ理想を求める自立した市民だ。私が取材で接したのは、そうした人々だった。ここ
に書いた人々の多くは無名の市民である。しかし、彼らこそ歴史を創ってきたのだ。無数の1人の声が世界を変え
た。それに続くのは私たち!」(伊藤千尋著「1人の声が世界を変えた!」)

No.5 136ヶ月前

「ドイツは当然なことが出来る国家である。何も出来ない国もある。日本である。」と孫崎氏及びそれに同調する投書者の多くは自国の状態を嘆いているが、だからと言ってあなたは許されればドイツ国民に成りたいですか?ドイツ国民の方が日本国民より幸せな生活を送っていると思いますか?私はそうは思いません。日本の方が自然が豊かで、気候は温暖であり、地震、台風、夏の猛暑はあっても、海に囲まれた個の国土の方がよっぽど暗く、寒い季節の長いドイツよりはよっぽど住みよい土地だと思いますよ。ドイツ国民は一見、利口そうですが、2度も世界大戦を起こしたと言う愚かさを持った国民であり、ユダヤ人を撲滅するという恐ろしいことをやった狂気さを持つ国民でもあります。従米といって孫崎氏は今の日本を批判するが、1960年代の反米運動の結果、何か良いことが生まれましたか?あの当時、中国は日本の反米運動を国を挙げて賛美・支持していましたね。そんな時代に戻りたいのですかね?今の日本が全く独立性を失っていると考えるのは、現実離れしている、demagogy に過ぎません。

No.6 136ヶ月前
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