今、DAN BROWNINFERNOを読んでいる。

 DAN BROWNの小説は、筋と関係なくいろいろな事実がでているのが面白い。それが彼の本が世界的人気を持つ理由であろう。

 INFERNOの中で、心理学の「否認(否定) (denial)」が出てくる。

「「否認(否定) (denial)」は、一般的に、防衛機制の一種。外界の苦痛や不安な事実をありのままに認知するのを避ける自我のはたらき」と記述されています。

 DAN BROWNは「人間のマインドは防御システムを持っていて、脳が扱うのにあまりに大きすぎるストレスがでてくると、その存在自身を否定する」と記述しています。

 多分これが今、日本の人に起こっていることでないでしょうか。

 「原発事故の最も深刻なのは地震である。福島原発の事故は地震関連でも生じている。地震の危険が存在する以上、原発の再稼働は出来ない」