鳩山元首相へのバッシングは極めて異常である。
8日、UIチャネルで鳩山氏と一時間放映を行ったが、それを踏まえて下記に書く。
香港フェニックスTVが鳩山氏の尖閣発言を踏まえ、鳩山氏への攻撃がやまない。
その代表として週刊新潮が次のような記事を掲げた。
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標題「国民の願いは鳩山由紀夫の日本追放」
中西輝政(京大)名誉教授の意見はこうだ。
「政治的禁治産者扱いにする。認知症の人との取引が無効なように、この人の発言は無効だと外国に向けて発信すべきです。」
「政府としても“元首相の発言があったとしても、日本国としては彼の発言を一切認めません”という声明を出してほしいです」と大宅さん。
山村明義氏によれば「永田町では“鳩山さんは暗殺されるのではないか”とまでいわれている。あれだけ国益を損なう発言をする彼に“我
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コメント
この記事の内容とは直接は関係ないのですがサザンオールスターズの桑田さんが8月に出す新曲が素晴らしいです。まだ一部と歌詞だけですが日中関係をかなり意識して作られてます。「ピースとハイライト」というタイトルです。
また数年前に彼は沖縄への抑圧についても作曲していて「平和の琉歌」というのですがこれも考えさせてくれる良い歌です。 孫崎先生もここをご覧になっている方々も機会があれば聴いてみて下さい。愛を語る人も常にどこかに存在する。
> 永田町では“鳩山さんは暗殺されるのではないか”
対米自立を説く、米国にとってのキケン人物としてそっち方面から狙われるのかと思ったら、そうじゃなくて相手は過激な右翼?
フツー、何処か他の米国傀儡政権の国で、過激な愛国者が「我慢ならない」と思うターゲットは、対米隷属の情けない指導者でしょうに。それが、「動物農場」の独裁ブタが手懐けた太鼓持ちのイヌたちよろしく、この国の支配体制にヒビを入れそうだと看做すや、マスコミに乗っかってキャンキャン喚き立てて鳩山氏を一斉攻撃するというのですから、まさにG・オーウェルの描いた社会がここ日本でも出来上がりつつある。つまり、文字通り「病んでる日本社会」でしょう。
こんな程度のことで驚いて「病んでる日本社会」と仰られるのいかがか。いつの時代に「病んでいない日本社会」が存在したというのか。多くの日本人が誇りに思っているらしい明治維新と言えども要は250年間の反江戸幕府に対する恨みを抱いていた地方サムライたちが倒幕に成功し、ヨーロッパ文明の移植には成功したが、富国強兵政策と帝国主義に溺れたと言うだけだ。おかげで完全に死んでいた天皇家を持ちだすことによって、その後80年間におよぶ物真似帝国主義政策を国民に押し付け、自国民および近隣諸国国民に大量の死を招き、原爆を落とされ、叩き潰されるまで、その愚に気付かなかったというに過ぎない。人間社会や国家と言うものはいつの時代でも、地球上のどこでもそんな程度である。「病んでる日本社会」といって他にもっと良い社会があると思うのは幻想にすぎず、それを知っていてこれをわめきたてるのは、単に現勢力に反対するための行動にすぎず、たいした意味を持たない。
(ID:18661171)
鳩山氏の政治家としての能力を矮小化し、レッテルを貼る論者達は、前提になる鳩山氏の講演の全文が認識されれば、彼等こそ、異常な言論をしている事が認識されるでしょう。
尖閣領土問題一方通行の安倍政権の中、鳩山氏の発言がなされたのは、本当に良かったです。