孫崎享のつぶやき

イラン革命はブレジンスキー等が仕掛けた可能性が高い

2013/01/05 07:58 投稿

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PHP『日本の「情報と外交』 より。
 今日、米国が最も敵対している国はイランである。しかし、イランで、一九七九年一月一六日シャーは国外に逃亡し、その後イラン革命が成立する事態に進展した動きの背景には米国の動きがある。
 
イランにおけるイスラム革命は多くの人にとって、想定外の出来事であった。革命は通常、敗戦、金融危機など深刻な状況が先行し、革命に移行する。イランでは、近代化し、多大の財政支援をうけて強力な軍と治安警察が存在していた。しかし、あっけなく、シャー体制が崩壊した。
この時、軍と治安警察は何故動かなかったのか。私はソ連やイラン、イラクという「悪」の国々に勤務した。ここで思い知らされたことは、人間は物理的力に弱いことである。軍や治安警察が全面に出て弾圧を行えば、これに抗することは基本的に不可能である。それにもかかわらず、強力な軍と治安警察の存在するイランで何故、「イスラム革命」が成功したか

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