近年、醜い政治が横行しているが、大阪八尾市でのオスプレイ訓練ぐらい醜い動きもそうない。
スタートは橋下大阪市長の米軍に対する風俗活用発言からである。
橋下大阪市長の米軍に対する風俗活用発言については、5月14日付け毎日新聞は記者団との一問一答として次のように報じた。
「 普天間飛行場に行った時、“もっと風俗業を活用してほしい”と言ったら、米海兵隊司令官は凍り付いたように苦笑いして“米軍では禁止している”と。建前論ではだめだ。そういうものを真正面から活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーはきちんとコントロールできない。」
そして、米国の反応は早かった。17日共同通信は、「米国務省サキ報道官は、橋下市長の発言に”言語道断で不快だ。従軍慰安婦は重大な人権侵害”と非難。在日米軍に風俗業者の利用で米国防総省のリトル報道官が、米軍が買春を拒否するのは”言うまでもない”と述べていた」と報じ
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コメント
橋下大阪市長のオスプレイ訓練に関する発言は、今までの彼の発言と同じ種類のもの、すなわち、彼の個人的な意見を自身の公的な立場とそれがもたらす効果(彼自身へのマイナス効果も含む)を考えずに漏らしたものである。彼の問題はテレビ番組に登場して弁護士らしからぬきわどい発言によって人気者になった成功経験を政治家という現在の彼の地位にも適用しようとする誤りにある。一般的に、弁護士の発言は様々な局面をあらかじめ予測し分析することを基礎にするために歯切れの悪いものであり、また、政治家の発言も同様である。歯切れの良い発言というのは、正にこの文章を書いている私のように、全く責任ある地位をもたない一介の市民だけが享受できる特権である。「風俗業をもっと利用してほしい」と橋下が米軍の司令官に言ったというのは、社会の暗黙のルールを無視したものであり、全く常識を考えない愚挙であった。もし件の司令官が僅かでも同意を示す発言ないしジェスチャーをしたら、彼は間違いなく職を失ったであろう。また、大阪府知事が自分と同じ政治グループにおり、いわば橋下が同職を譲ってやった相手でとしても、大阪市長という八尾市長と同等の立場にいる身を忘れて、彼の権限(jurisdiction)外の八尾空港のオスプレイ機訓練に言及することは、法律家のすべきことではない。橋下氏はこれ以上、日本国民に街を及ぼすことのないように可及的速やかに政治の舞台から身を引き、街の「行列ができる法律相談所」でも開いて後生を楽しんだらよいだろう。
投書の文章に変換ミスが多くて申し訳ないと思います。上記の投書でも「街を及ぼすことのないように」は「害を及ぼすことのないように」と書いたつもりでした。できるならば、送信前に全文を表示して筆者が読み直し、訂正できるようにプログラムを改良して欲しい。今の方式では、コメントが読めるのは6行ぐらいであり、しかも字が細かいために、スクロールしてチェックするのがやりにくい。送信前に、投稿後の表示と同じサイズの画面で同じフォントサイズで表示してチェックと修正ができるようにしてほしい。
嘘まみれの橋本維新のオスプレイ訓練移転提案。実現可能性“零”の、単なる、参院選目当てのマニフェストであることは明らかだ。理由。①八尾市長は明確に反対を表明②八尾飛行場周辺は住宅地。多くの学校が点在し、墜落の危険度は普天間飛行場と同じ③沖縄での訓練実態を見れば、誰が引き受けるというのか。HM掲載http://www.office-fukuchi.jp/article/14840607.html