年末になると、さまざまな所が2012年の本の評価を行っている。

 幸い、『戦後史の正体』もさまざまの評価を得ている。

 『戦後史の正体』の特徴はネットで売れ始めたことにある。

 本の発売前にamazonに約6000部の注文が入るという異例のスタートを切った。

 したがってamazon系で評価が高いのは当然である。

 Amazonの「2012 年間ランキング > カスタマーレビュー」で一位である。これは読者の関心の高さを示す指標である。第2位は小川 榮太郎著『約束の日 安倍晋三試論』である。

 さらに「ノンフィクション・歴史・政治ほか」の部門でも第一位であった。

 ついで雑誌『一個人』が「全国カリスマ書店員が本気で選んだ15部門150冊」 を発表した。ここで『戦後史の正体』が「歴史ノンフィクション部門」、一位となった。

その際、『一個人』の説明が次のものである。

「戦後史の正体はとにかく