長く、若年層の自民党支持が続いていた。
私はこうした現象を、①中・高校と教科書的教育(政府の考える思想を唯一の正義と教え、それを受容する若者を育ててきたこと)、②政治を語ることは仲間の共通感覚から離れるという風潮を作ってきたことなどに起因するとみていた。
世界的にみると、社会の不正義に反発するのは大体若者である。例えばガザ戦争で、米国の学生は100以上の大学でイスラエル時事に反対運動を展開した。日本でも1960年の安保闘争の中心になったのが学生であった。
だが長らく自民党支持の週真に若い世代がいた。
裏金問題を契機に自民党批判の勢力になった。多分これは今後の政治に大きい影響を与えるであろう。
A-1 自民支持率、18歳~20代は12・5% 「政治とカネ」になお強い不信感 産経・FNN合同世論調査
産経新聞社とFNNの合同世論調査では、18歳~20代で石破内閣を「支持する」と答えたのは32・0
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米国大統領選挙:一段と激戦模様。世論調査①全国平均トランプ48.4、ハリス 48.3、賭けトランプ53.9対ハリス44.9(差縮小)。動向は激戦区(選挙毎揺れ動く州)が左右。ここで、トランプ僅差で優勢。RCPの選挙人獲得予測トランプ287対ハリス251
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NYT等大手メディアは一貫してトランプ批判に従事してきた。ニューヨーク・タイムズ紙「トランプ大統領が政権に復帰、新たな不確実性の時代の到来、彼は移民への恐怖と経済的不安を利用してハリス副大統領を破った。彼の勝利は、孤立主義の到来、全面的な関税とを示唆した。」米国株式大幅上昇。
コメント
>>10
>特に中国の軍事費の伸び率推移を見れば、
世界最大の軍事大国はアメリカ帝国だということをご存じないようだ。
>>10
私のNO.12をご覧ください。日本には敵がないんだから、昔、中国侵略で鳴らした日本ですから、武者ぶりたい気持ちはわかりますよ。でも、中国と張り合うなんて、笑っちゃいますよ。ベトナムとかフィリッピン程度の軍備で十分です。
諸君らは老人を敬う気持ちに欠ける。人間は親にそして祖先に原始的債務を負っているんです。その気持ちを失くしたらもう人間ではない。
>>9
もう一つ。自立。自立なんて存在しない。相互に助け合うことでしか生きていけない。この地球には資源が限られているからね。これは原理です。
(ID:18367902)
年代別投票分析は、今回の選挙の実態把握が不可欠なのでしょう。
石破氏が選ばれたのは、国会議員の10名ぐらいの差が大勢を決めたかなりきわどい差であった。
対米中に対する従属姿勢と日本自立に対する両陣営議員の考え方が逼迫したということである。
選挙は、裏金を口実にして旧安倍派議員の公認と比例を認めない執行部の姿勢は、自民党の盛衰より己の権力を守ろうとする姿勢が如実に出た選挙であり、選挙が始まる前から自民党の退廃は明確であった。
問題は大敗の程度であるが、自公過半数の数字を掲げながら石破氏は居座っている。幹事長が責任を取れば石破政権は維持できず瓦解するので、とんずらは小泉一人になっている。
自民党の比例票500万ほど他党に逃げているがほとんどは国民に言っているのではないかと見ている。
国民に行ったのは岩盤自民の票がメインであることははっきりしている。
若者がどのように移動したかの分析が今回の数字であるが、今回の選挙の帰趨を決めたのは、石破氏の権力維持にかけた無分別の自民党崩壊行動が関わっており、どのように理解したらよいか非常に迷う。マスコミのように若者の自民離れと単純に見るのは難しい。