A-1イスラエルがイランに報復 軍事施設を標的(時事通信)
イスラエル軍は26日、イランによる今月1日のミサイル攻撃への報復として、イランに「精密攻撃」を加えたと発表した。軍報道官は、ミサイル製造工場などを標的したと説明し、「目的は達成した」と強調した。一方、イラン防空当局は、首都テヘランや南西部フゼスタン州などの軍事基地が標的になったものの、迎撃に成功したと主張。「限定的被害」にとどまったとの見方を示した。イランメディアによると、攻撃で兵士2人が死亡した。
 イラン外務省は攻撃を受け「外国の侵略行為から自衛する権利と義務がある」と表明。イランが報復に出れば、攻撃の応酬が続く恐れがある。昨年10月以降紛争が続く中東情勢が、一層悪化する懸念が高まっている。
 イスラエル軍の攻撃は、26日未明(日本時間同日午前)から数時間続いた。イスラエルのメディアによると、最新鋭のF35戦闘機を含む100機以