孫崎享のつぶやき

露学者の解説「米国はウクライナのNATO加盟に今何故逡巡か」を解説。 これまでの旧東欧等のNATO加盟に露は激しい反対示さなかったが、今回は露が加盟に強く反発。ウクライナを米国が勢力下に置こうとすれば、米ロ直接軍事対決の可能性。米この危険性を今認識。

2023/07/14 07:17 投稿

コメント:10

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コメント

この筆者のことは知らないので、わたしの思い違いの可能性もあるとおもうが、わたしにはどうも言ってることがよくわからない。

第一に、「「米国はウクライナのNATO加盟に今何故逡巡か」を解説」というが、米国やほかのNATO諸国がウクライナの加入を今まで強く主張していたのに「今」になって逡巡しているという事実はないのではないか。強く主張していたのはウクライナだ。米独仏は2008年以来、それほど熱心ではない。米が本当に加盟させたいなら2014年以前であったが、2008年以降2014年までに、そういう強い動きがあったという話はなさそうだ。

第二に、将来の加盟について米が否定したという話も伝わってこない。つまり、いつになるかはわからないが、いつかの加盟について米が今逡巡しているという話でもない。米国内を見れば、加盟させるべきでないという勢力も強いのは事実だが、それも「今」わきおこってきたというわけではなく、前からだ。

第三に、NATO加盟については、NATO諸国の全会一致が必要という原則が否定されたという話もない。米がNATO諸国の主権をうばっているという話は露側からはいくらでもできるのだろうが、ウクライナ加盟自体について(フィンランド加盟やスウェーデン加盟もそうだが)、米がNATO諸国の独自の考えを奪っているわけではない。

第四に、「米ロ直接軍事対決の可能性。米この危険性を今認識」というが、米はずっとこの危険性を認識し、それにしたがった軍事援助をしているのではないか。

こんなところだが、露側の有力意見として、記事の内容のように見えている心理的風景を描いているというのなら、一応理解できなくはない。つまり、「米国の傍若無人な振る舞いに、露側が正義の鉄槌をくだした結果、米国も今になってようやく道理を学んだ」とかなんとか。

No.8 16ヶ月前

>>8
難しく考えることはないですよ。
第一:バイデンはゼレンスキ―の意向次第でNATO加入を決めると表明してます。それに従い、ゼレンスキーは加入を認めろとせっついているのです。でも、バイデンは出来ない。何故か?その解説です。
第二、第三:上記を踏まえれば、バイデンのへっぴり腰は否定出来ません。
第四:米はロシアとの全面対決の危険性を避けて軍事援助程度に抑えているのです。軍事援助用の産業の補助育成もあるし、米国みたいな私的利益団体が権力を左右するようになるとやめられません。

No.9 16ヶ月前

>>9
おはようございます

>>バイデンはゼレンスキ―の意向次第でNATO加入を決めると表明
そんな事実がありましたっけ? 第一、全加盟国が賛成しないと加入できませんが。

第二、三、四について、「へっぴり腰」かどうかは知りませんが、前からわかってたことで、「今」になってのことではないでしょうという趣旨を申し上げています、

No.10 16ヶ月前
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