沖縄では独立論が基盤をも持ってきた。
 5月15日「琉球民族独立総合研究学会」の設立発表記者会見が行われる。
 この動きは先念から具体化に向け動いていた。
 1211月の「日本平和学会」で、龍谷大学の松島泰勝教授(石垣島出身)や沖縄国際大学の友知政樹准教授らが独立へのプロセスを具体的に検討する「琉球民族独立総合研究学会」を立ちあげる構想を披露した。
沖縄の平和創造を目的に日本からの独立を追求する「琉球民族独立総合研究学会」の設立準備委員会が3月31日、宜野湾市内で開かれ、「祖国復帰の日」の5月15日に発足することを決めた。「屈辱の日」前日の4月27日には、「琉球の主権回復を求める」と題したシンポジウムを開いた。
設立趣意書では、薩摩侵攻、琉球処分からオスプレイの強行配備までを挙げ「日米による琉球差別であり、植民地支配」「日本人は琉球を犠牲にして『日本の平和と繁栄』を享受し続けようとしている」と