孫崎享のつぶやき

「働く高齢者、最多909万人、65~69歳、就業初の5割超え」

2022/09/19 08:02 投稿

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日経の記事は、今回高齢者の就業状況の特色をクローズアップしている。

就業全体を掴んだ中で、高齢者問題を見てみたい。

令和4.2.1 総務省統計局資料

1.2021年 完全失業率  2.8%(前年と同じ)
2.就業者数         6,667万人(前年比万人減)
      男性       3,687万人(ー22万人)
      女性       2,980万人(+12万人)
      15~64歳   5,755万人(ー16万人)
      65歳以上      912万人(+6万人)
3.就業者 顕著な増減業種
  宿泊・飲食サービス業     369万人(ー22万人)
  建設業            482万人(ー10万人)
  生活関連サービス・娯楽業   228万人(ー10万人)

  医療・福祉          884万人(+22万人)
4.入社形態
  正規           3,565万人(+26万人)
  非正規          2,064万人(ー26万人)
5.非労働人口        4,175万人(ー29万人)

統計で分かることは非常に多い。主だってところを列記する
*非労働人口が減っているが、65歳以上の労働人口は増えている。高齢者が働く労働者として重要になっている。
*正規・非正規問題は、アベノミクスで改善されてきている。
*医療・福祉の就業者が不足しており、海外に求めているが、国内でも高齢者が主要なプレイヤーとして期待されているのでしょう。
*コロナが落ち着き海外からの旅行者が増えると、宿泊・飲食サービス業の人手不足も深刻になるのでしょう。
*円安で国内需要を賄うため企業の国内回帰が増えてきているようであり、製造業の人手不足も深刻になるのでしょう。

No.3 26ヶ月前

>>3
なるほど。結構ですね。この数字で日本を回して行きましょうや。軍国日本を目指すなんてとんでもないことですよね。

No.4 26ヶ月前

2050年の日本の総人口は1970年時とほぼ同じく約1億人ですが、その年齢構成は大きく異なっています。1970年の65歳以上の人口は739万人(7.1%)だが、2050年は3,841万人(37.7%)と大幅に高齢化しています。
https://blogs.itmedia.co.jp/business20/2020/11/2050_3.html

だそうです。わたしは、自分が70歳になったときに(無事なれたとして)、健康であれば、はたらいてないイメージがまったくないですね。80歳でも同じ。90歳だと、さすがに働けるほど健康ではないかもしれないが、健康なら、あるいは健康でなくてもやれることで働きたいとおもう。働くことにマイナスなイメージはまったくない。

60過ぎて自己実現とか考えないで、できる仕事をやればいいとおもいます。年取って働くことは、むしろ貧困とは逆のイメージですね。ただし政府はそういうひとびとが生活できる政策に腐心すべきだとはおもう。

No.5 26ヶ月前
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