孫崎享のつぶやき

絵画と政治⑦ バンクシー「花束を投げる男」

2022/01/31 08:28 投稿

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コメント

> バンクシ-の描くものには、権力の横暴に対する怒りがある。

バンクシーは何となく知っていた程度ながら、この姿勢、才能、行動力は文句無しで称賛すべきと思う。だが、ご紹介の作品を順次眺めていて何か引っ掛かる。個人的には余り触発される感じがしない。言葉にならない衝動、強烈なインスピレーションに突き動かされて取り掛った作品でないからか。予め十分言語化された説明をなぞって描かれている感じ。従って、「その『説明』に共感はしますよ」という印象。「権力に対する怒り」を観る側にも湧き起らせるには、別の視点が必要でないか。即ち、権力の横暴に遭っている側の悲哀でなく、(マスコミが殆ど伝えない)横暴な権力者達の酒池肉林 三昧に照準を合わせるべきでないか。しかし、そんな作品は速攻で当局に消去/撤去されるに違いない。

No.2 33ヶ月前

<「落書き」を政治的表現の場にしたバンクシーは新しい抗議の手段を見つけた。(しかし)それが花束になっている。>

世界一小さな美術館で第一弾は9月5日「風船と少女」を展示。第二弾は12月1日から「Bomb Love Over Rader」を世界初公開初展示。第3弾は1月22日「花束を投げる暴徒」を展示した。

私の心に響く作品は「Bomb Love Over Rader」である。「戦争と愛』の二面対立を無垢な少女がクマのぬいぐるみのように抱いている。

どのように受け取るか。「戦争するような事態に至るまえに慈愛の気持ち(相手の立場になる)で相対せよ」という主張であるが、言葉でわかって行動に移らない世界の現実を人間は何度も繰り返している。

No.3 33ヶ月前

TWTR:無知で危ない所でした。━孫崎さんともなれば、大マスコミが先回りして良し悪しを教えてくれるのか、それとも「偉大な兄弟があなたを見守っている」なのか。恐らく後者。ヒマな連中だ。

No.4 33ヶ月前
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