孫崎享のつぶやき

随想72 禅語「漁夫生涯竹一竿」と千宗室

2021/11/29 07:21 投稿

コメント:5

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コメント

>>2 再訂正
1.「知的防物」は「知的動物」の誤りです
2.「独断的でなく」は「独断的であり」の誤りです。

No.4 36ヶ月前

> 私の頭の中にはいつも小さな庵が浮かんでくる。自分ひとりがすっぽり入る、目には見えない庵である。

旅行では紙一枚でも減らすようにしているため、出会う人から「荷物は?えっ、それだけ?!」とよく感心されるが、日常生活ではどうも上手くいかない。先達ては天木直人氏メルマガにも、「いわゆる断捨離」中であり、「死んでいくときはすべてが要らなくなると思うからだ。」との件があり、身につまされている。いつかスイス/ベルンのアインシュタインが住んでいたアパート(現・記念館)を見学した時も、非常に簡素な佇まいだった印象がある。恐らく、当時も必要最小限のモノだけで暮らしていたに違いない。だが、これは「凡人はゴミ屋敷でいい」ということでない。かつて、旅先で手助けしてくれた東欧出身の若者は、聞けば世界中 彼方此方 訪れている風だったが、何処に住んでいるのか訊くと、「これが私の家さ(笑」と言って、それほど大きくもないスーツケースを指した。スーツケース一つで広がる人生もあるのでないか。

No.5 36ヶ月前

漁夫の生涯は、竹竿,銛、漁網など数多の漁具があり、あまたの漁法がある。次から次に連想される。言語を超えた豊かな世界が開ける。

では、我々年金生活者の生き方は如何と問われると戸惑ってしまう。言語に余る豊かな世界をどう表現するか。

「日々これ好日」と答えた禅師がいる。「今日は雨が降っているから答えられない」と答えた禅師もいる。

No.6 36ヶ月前
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