1:今次選挙においては、野党協力が成立した中で、意図的に「共産党との協力」に焦点を当てている。
不思議にこの論の先頭を切ったのは、連合で、「新たに就任した連合の芳野友子会長は7日、東京都内で記者会見し、立憲民主、共産両党が政権交代時に共産による「限定的な閣外からの協力」で合意したことに対し、「連合はこれまでも共産の閣外協力はあり得ないと主張している」と述べ、共産と協力する立憲に不快感を示した(毎日)。
2:自民党の甘利明幹事長は14日、衆院選(19日公示、31日投開票)の争点について、立憲民主党が政権交代を実現した場合、共産党からの限定的な閣外協力で合意していることを踏まえ、「われわれの自由民主主義の思想で運営される政権と、共産主義が初めて入ってくる政権とどちらを選ぶのかという政権選択だ」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。
3:こうした中、共産党が関与することの正確な把握が必要である。
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野党議員への誹謗、自民党及びタカ派評論家見解をツイッター等で拡散ツイッターは会社が実施、かつ主要取引先に自民党と明記。この問題を森ゆうこ議員が国会で取り上げ。多くのメディアが報道を躊躇する中、東京新聞は「Dappiが自民党と取引⁉正体はIT企業」と報道
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Dappiを通じ通じ判ってきた自民党のソーシャルメディア手法、自民党が企業に資金提供→企業ツイッター発信(自分の主張に近いに加え虚偽の誹謗中傷)→フォロアーが拡散(Dappiの場合16万)。攻撃対象者には鳩山友紀夫。望月衣塑子、前川喜平、志位和夫、枝野幸男等
コメント
自民党は「中国嫌い」どころか日本最大の親中派政党である。
日本共産党は好き嫌いで判断して中国「嫌い」なのではなく、根拠に基づいて中国共産党を批判している。それもわりと最近のことで、不破が実権を握っていたころは、中国から(不破に対して)カネが渡ったらしく、中国べったりであった。ひとびとからは、これからだってどうなるかわからないというなまあたたかい目で見られている。
それは自民党も同じで、高市が出てきてビジネス保守の人たちはネタが増えて喜んでいるが、自民党の体質がそうそう簡単にかわるはずがない。
茶々をいれるにしても、軽すぎる。コメントするならするで、もっと客観的な観察に基づいてコメントしたらどうかと思う。
ひとつ、宿題をあげましょう。なんでもかんでもDSをもちだす フレデイ タン さんですが、仮に中国が世界覇権を握った「あと」のDSと中国との関係には、触れたことがない。中国共産党は「ウオール街をほぼ治めつつある」そうですが、「そのあと」のDSと中国との関係はどうなるんですか?
わたしはかなり前ですが、仮にそうなって、一方で米国が三流国に落ちぶれたら、DSの本拠地は中国国内になるだろうと書きました。
合意の1~5項から思い出すのは、かつての民主党マニフェストだ。どれもこれも腰砕けになった。
先日の生放送-
「新自由主義から新しいモデルの資本主義にすると言ったって...そんなものは、できるわけがない。基本的に経済の運営というものを、企業がどのような活動をするかというのは、一つの政権、一つの首相でもって変えられるようなものではない。」
実際、ご指摘通りだろう。だが、仮に腹を括って脱「隷米」に大きく舵を切れば話は別でないか。一代の政権/首相では完遂できなくとも、道筋はつけられるはずだ。
つまり、問題は「腹を括らない」ことにある。それは野党も同じだ。だから係る合意項から裏切り尽くしだった件のマニフェストが頭を過ぎるのだ。「できなかった」時に言い逃れができる抽象的な文言はもう止めた方がいい。具体的かつシンプルに、例えば「事務次官ポストを全廃します」の如く謳ってこそだろう。メニューは盛沢山でも、どれも不味ければ話にならない。
*
参考-
コメントエリア仕様変更への対処方法を下記URLに記述。
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法
https://magosaki-blog-tips.blogspot.com/
>>11
DSはなくなります。ウオール街は残るでしょう。
(ID:18367902)
今回の選挙をどのように命名するか。コロナが一端収束しており、与野党の対立点が少ない分配「無風選挙」というのが適当な表現かもしれない。
自民党の議員はリベラルから保守まで幅広く、一面では国民民主、維新、立憲の一部まで含めてもおかしくないと思える。中選挙区ならともかく小選挙区では人数を絞らざるを得ず、自民党が人数制限せざるを得ないのでしょう。
立憲と共産の政策合意は、結構なことであるが、政権選択の選挙を目指すのであれば、合意項目と同じように合意できない点を同じように明確化すべきでしょう。理由は、明確化できない面を提示しないと、政策合意に対して疑念をぬぐえない。
共闘しても、前回の民主党のように、共産だけでなく自党内で対立し挙句の果ては、国民を無視して党を瓦解させてしまう愚かさを国民は忘れていません。
前回の愚かさをどのように克服するかを明確にしなければ、今度も野合という疑いをかけられても致し方ないといえる。
特に共産党とどのような点が合意できなかったかを国民に明らかにすべきでしょう。
鳩山さんを辺野古で孤立に追いやった仲間の集まりに共産党を加えても、同じ過ちを繰り返すだけでしょう。立憲の議員に連帯意識の強さが議論に優先しなければ、私の選択肢からは消えてしまう。