今回の選挙をどのように命名するか。コロナが一端収束しており、与野党の対立点が少ない分配「無風選挙」というのが適当な表現かもしれない。 自民党の議員はリベラルから保守まで幅広く、一面では国民民主、維新、立憲の一部まで含めてもおかしくないと思える。中選挙区ならともかく小選挙区では人数を絞らざるを得ず、自民党が人数制限せざるを得ないのでしょう。 立憲と共産の政策合意は、結構なことであるが、政権選択の選挙を目指すのであれば、合意項目と同じように合意できない点を同じように明確化すべきでしょう。理由は、明確化できない面を提示しないと、政策合意に対して疑念をぬぐえない。 共闘しても、前回の民主党のように、共産だけでなく自党内で対立し挙句の果ては、国民を無視して党を瓦解させてしまう愚かさを国民は忘れていません。 前回の愚かさをどのように克服するかを明確にしなければ、今度も野合という疑いをかけられても致し方ないといえる。 特に共産党とどのような点が合意できなかったかを国民に明らかにすべきでしょう。 鳩山さんを辺野古で孤立に追いやった仲間の集まりに共産党を加えても、同じ過ちを繰り返すだけでしょう。立憲の議員に連帯意識の強さが議論に優先しなければ、私の選択肢からは消えてしまう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
今回の選挙をどのように命名するか。コロナが一端収束しており、与野党の対立点が少ない分配「無風選挙」というのが適当な表現かもしれない。
自民党の議員はリベラルから保守まで幅広く、一面では国民民主、維新、立憲の一部まで含めてもおかしくないと思える。中選挙区ならともかく小選挙区では人数を絞らざるを得ず、自民党が人数制限せざるを得ないのでしょう。
立憲と共産の政策合意は、結構なことであるが、政権選択の選挙を目指すのであれば、合意項目と同じように合意できない点を同じように明確化すべきでしょう。理由は、明確化できない面を提示しないと、政策合意に対して疑念をぬぐえない。
共闘しても、前回の民主党のように、共産だけでなく自党内で対立し挙句の果ては、国民を無視して党を瓦解させてしまう愚かさを国民は忘れていません。
前回の愚かさをどのように克服するかを明確にしなければ、今度も野合という疑いをかけられても致し方ないといえる。
特に共産党とどのような点が合意できなかったかを国民に明らかにすべきでしょう。
鳩山さんを辺野古で孤立に追いやった仲間の集まりに共産党を加えても、同じ過ちを繰り返すだけでしょう。立憲の議員に連帯意識の強さが議論に優先しなければ、私の選択肢からは消えてしまう。