A-1 事実関係1:<五輪リスク>開催意義 説明できない JOC理事・山口香さん「コロナ禍国民に不平等感 強行なら「負の遺産」
日本オリンピック委員会(JOC)の理事で、元柔道世界王者の山口香さん(56)が本紙のオンラインインタビューに応じ、コロナ禍での五輪開催について「意義や価値を説明していない」と指摘。反対が強い中で開催すれば「大会が負の遺産として残る可能性がある」と警鐘を鳴らした。
-現状をどうとらえるか。
全ての国民がコロナ禍に我慢を強いられながらも協力し、一年以上、踏ん張ってきた。一方、政府は五輪だけは別物で、開催するための手だてを探している。そのダブルスタンダードにやるせなさや不平等を感じるのは当たり前だと思う。
札幌市で開かれた五輪のテストイベントでも、大会組織委員会は万全な感染対策と言うが、国民は「他のイベントとどこが違うのか」と感じている。そこに乖離(かいり)、分断が生
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トランプの影響力:米国社会で格差社会が深化する中(トップ50人の資産2兆ドル、下位50%の1億6500万人分に匹敵)白人貧困層はトランプ支持。共和党は今依然「トランプ党」。米下院共和党は、12日トランプ批判のリズ・チェイニーをナンバー3から解任
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5月菅内閣の支持率急落、時事通信7~10日世論調査で、菅内閣支持率は32.2%、不支持率は44.6%。政府のコロナ対応評価と関連。時事「評価しない」は64.6%。「評価する」は17.6%。東京、京都、大阪、兵庫緊急事態延長、群馬等五県まん延防止に。
(ID:18471112)
先日の生放送で「コロナには大きく二つの問題がある。一つは一体何処から来たのか。もう一つは目の前の感染拡大にどう対峙するか」との旨語られていた。東京五輪も似たようなものだ。「一体何故東京に来たのか。どうすれば開催阻止できるのか」━突き詰めれば問題はこの二つだけだ。
前者への答え:カネ目当てのアベ/スガ一味による不正工作で招致決定。
後者への答え:開催/中止の決定権を握る者を叩き潰す以外なし。(「話せば分かる」相手なら端から招致などしない)
かつて数学者・森毅氏による受験生向けの本に「カンタンなことを大袈裟に扱うな」とあった。本件にしても、国が「赤木ファイル」の存在を認めた云々にも、大いにそう思う。悪い奴がどんな悪事を働いたのかは既に明々白々であり、今や「悪い事であろう」論をくどくど展開する段階でない。