出典:「菅首相長男・『旧郵政省系官僚』違法接待の背景~「コンプライアンス顧問」の重要性(Huffpost)
刑事事件に発展する可能性
では、今回の違法接待疑惑が、刑事事件に発展する可能性があるのか否か。
日本の刑法の贈収賄は、請託・便宜供与のない「単純収賄」も処罰の対象としているので、接待が「職務との関連性」があり、「社交的な儀礼の範囲内」と言えない限り、「賄賂」と認められ、贈収賄罪が成立することになる。
週刊文春の記事によると、菅首相の長男正剛氏が勤める東北新社は、総務省の許認可を受けて衛星放送を運営する会社であり、正剛氏と秋本局長の会話の中には、
BSの。スター(チャンネル)スロット()返して」
というようなやり取りがある。
20199月、総務省はBS放送の新規参入に関し、電波監理審議会へ諮問し、その結果、吉本興業等3事業者の認定を適当とする旨の答申が下り、同年11月に認定された3つのチャン