A-1 事実関係
東京都医師会の尾崎会長は、新型コロナウイルスの感染者急増を受けて、20日午後4時から緊急会見を開き、政府が行っているGoToトラベルの一時中断を含めた方針の見直しを求めた。東京都医師会・尾崎治夫会長「あしたから3連休。人の移動というのは、(感染拡大に)かなり効いているのではないか」
尾崎会長は、GoToトラベルが始まって2週間後から感染者が増えた印象があるとして、一時中断を含めた方針の見直しを求めた。
また、1カ月後には、1日の感染者数が1,020人になるとの試算があり、今しっかりとした感染予防対策をとらないと東京の医療体制がもたず、危険な状態にあると警戒を強めた。
A-2 菅首相発言:「Go To」キャンペーンの見直しに関しては「専門家も現時点でそのような状況にはないとの認識を示している」(時事、/11/13)
「菅義偉首相は13日、国内の新型コロナウイルスの感染状況について「新
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コロナ感染、東京都534人、日本全国2363人で過去最高。将来予測指標陽性率は5%以下で後退、東京都は5.8%。菅首相は会食時のマスク、小池知事は「五つの小」。国民の自覚呼びかけ→政府・都の無策。医師会会長「GOTO」に警告。政府変更意図無し。
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バイデン政権を支持するのは金融資本と軍産複合体。トランプの米国国内優先は安全保障政策でも。海外基地、海外軍事行動は意味ないとの考え。これに既存勢力強く反発。9月末元将軍ら489人バイデン支持 T大統領批判の異例の書簡発出。彼らはバイデン政策を縛る。
コメント
今回は、分科会が的確な科学的分析にもとづき提言をしたことが印象に残りました。
菅首相は、手続きふんで、分科会からの提言をもとにして、意思決定したとおもいます。いわゆるGOTOキャンペーンには地方自治体の事業もあるので、中央政府の独断というわけにもいかないし。
ひとつ苦言を呈するなら、全体の進行が2週間はやければ良かった。つまり、手続き的には間違ってないが、全体を2週間はやくすべきだった。
孫崎さんには失礼だとはおもいますが、進行している手続きのなかの、各途中局面での、大臣のことばや、医師会長のことばをとりだして切り貼りしていくのは、印象操作を企んだとおもわれても仕方ない面があるとおもいます。
そういう批判よりも、たとえば、分科会提言と首相意思決定が2週間早められなかったのはなぜなのか、という観点で批判すれば、建設的になったとおもいます。
「マスク会食」についても、説明する側も稚拙で、単純に「黙って食事して、食事が終わってからマスクして会話するように」といえば良かったが、それ以上に受け取る側がそう受け取れば良かっただけのことに、わたしにはおもえます。感染制御のキモは、国民の行動制御ですが、今の所それはだいたい国民各自の自覚と運用に任されていますね。
ロックダウンを熱望するようなコメントを読んでいると、他人を管理したい、お上に他人を管理してもらいたい、という気持ちがほとばしるように感じられますねえ。
国民全体をロックダウンするよりも、少なくとも日本では、ある地域をロックダウンする、もっとえいば、ある地域の高齢者だけをロックダウンするというほうが、ずっと科学的だし効果的だろうとおもいます。(もちろん、買い物代行やお散歩プログラム等々は考える)。
若年者の自殺もたぶん減るだろうと思う。(自殺は、生きがい=仕事と結びついているので、カネをあたえればいいという話ではないんですよ)。
そういや、日本は中国相手の「ケータリングみたいな仕事」で食ってくしかないとか言ってたヒトもいたが、わたしは日本をそうしたくないけども、いますでに「ケータリングみたいな仕事」で食ってる若年者は多いわけです。すごく多いと言ってもいい。よのなか、公務員や大きな企業の正社員や年金生活者ばっかりじゃなく、「ケータリングみたいな仕事」で食ってる若年者になんとかカネがまわるようにしなくちゃならないですよね。
(ID:18367902)
民主主義で重要なことは、民意を十分聞き民意に沿って政策を決めていくことであり、簡単には結論が出ないので忍耐が必要であることは確かである。
今回の感染症問題は、対策すれば一部の方の生活が成り立たない。対策しなければ感染が拡大し社会生活・経済の打撃が大きくなる。
どちらを選択すればよいかは、普通の人ならだれでもわかることであるが、菅政権は決定せず、自治体の長に決定権を与えるようである。国民からの責任追及から逃避した卑怯な選択といえる。
意思決定権のある人が決定しないで逃げるやり方を政権存続の鉄則と体験しておられ、対処方法が身についてしまったといえるのでしょう。野党をはじめマスコミの政権与党に対する攻撃を逆手に取った政権運営術は、これからますます磨きがかかっていくのでしょうか。
国民の意に反するような問題は結論を出さない。できないことは取り上げず、できることを淡々と進める極めて厄介な政権であり、野党も攻撃に困るのでしょう。