A-1: コロナ、IRに暗雲 日本参入目指す事業者、業績悪化(朝日、6月8日)

・全国で誘致計画が進むカジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐり、日本への参入を狙う海外のIR事業者の業績が悪化。新型コロナウイルスの感染予防で海外のカジノも閉鎖に追い込まれ、再開後も客足が遠のいているため。すでに日本参入をあきらめた事業者もおり、自治体が開業時期を延期するなど、日本版IRの先行き不透明。

・松井・大阪市長は4日、2026年までとしていた大阪IRの全面開業が1-2年遅れるとの見通しを示した。大阪府・市の公募にオリックスと組んで応じた米MGMリゾーツ、悪化。

・横浜市では有力候補が撤退。ラスベガス・サンズは日本以外に向ける考えを表明。・サンズ同様、横浜に照準を定めたギャラクシー・エンターテインメント(香港)も悪化。

 ・国の基本方針は3月中に定まる予定だったがコロナ対応で、最終決定がされていない。