検察庁法改定を巡り、今日本では、新しい政治の動きがみられる。

 一つは芸能関係者を中心とする人々、宍戸開、小泉今日子、城田優、井浦新、ラサール石井、西郷輝彦、水野良樹、谷山浩子、能町みね子、鴻上尚史、近藤史恵、村山由佳、入江悠、白石和弥、末次由紀、ヤマザキマリ、DaiGo、きゃりーぱみゅぱみゅ等が、「#検察庁法改正に抗議」し、これに多くの国民が賛同し、ツイッター数が数百万に上った事

今一つが元検事総長等ロッキード事件にかかわった検事らを中心に、検察庁法改定反対の意見書を出したことである。

これらの動きが国会にも影響し、検察庁法改定を衆議院で可決通過させるという当初の政府与党の動きが阻止された。

これは日本の政治の在り様から見て、極めて大きい影響を与えている。

それだけに、政府・与党側はこの流れに当然対抗する動きをする。特に、発言を行う芸能関係者への攻撃である。この点につき考えてみたい。