国立国際医療研究センター忽那医師「うちの帰国者・接触者外来でPCR検査を受けて陽性の割合は3月末は5%前後。今は約20%、感染率は高まっています。(患者の受け入れ)50施設で断られた人も。うちもお断りの時も。医療崩壊は始まっています(朝日)。
人口10万人あたりの感染者数ランキング。(基準日:2020年4月16日)
都道府県
10万人あたり感染者数
1位東京都18.9人、2位福井県13.3人、3位石川県12.8人、4位大阪府10.2人、5位福岡県9.0人、6位高知県8.8人、7位京都府8.7人、8位兵庫県8.3人、9位千葉県7.9人、
10位埼玉県7.3人、11位岐阜県6.6人、12位神奈川県6.6人、13位北海道6.4人、14位
富山県6.2人、15位沖縄県5.9人
続いて、PCR検査に対する陽性率のランキング。(基準日:2020年4月16日)
1位東京都38.2%、2位大阪府23.0%
コメント
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新型コロナに関して、我が国の最大の問題点は検査数が少ないことである。
これはPCR検査を、「帰国者・接触者相談センター」というところがブレーキをかけているためだ。
現実に、そのセンターがどの程度、制約しているかを厚生労働省のホームページで調べた。
2~3月の、相談件数に対する検査数は、全国平均で4.0%、つまり25人に1人しか検査を受けられないのだ。
最も低い宮崎県は0.6%、さらに都道府県別は0.6%、そして35都道府県が10%以下だが、不可解なのは茨城県が100%を超えている。相談者より検査が必要な人が多いとはどういうことだ。
このデータ自体がいい加減なのではないか。こんなデタラメな政府を許して良いのだろうか。
(ID:18367902)
朝日のデータは、国立国際医療研究センターによるものであるが、4月16日現在の東京の陽性率は38.2%となっている。多分民間のデータは入っていないのでしょう。
NHKのデータによると、民間のデータが加味されているのかわからないが、4月16日までの2週間で56.1%となっている。朝日と大きく違うので、民間が入っているとすると、民間の陽性率が極めて高いものになる。
帰国者接触外来の検査は、37.5度の熱が継続した場合になっているが、民間検査は接触外来で検査を無視され感染度合いが悪化した人が多いと想定できる。
日本の医療体制は、どうなっているのであろうか。検査を充実することを厚労省側が拒み、医師会が民間検査を推進しているように見える。いずれにしろ、データは共有化しなければならないが、厚労省側が枠を作って、枠の中に入れない閉鎖的な官僚集団になっていると指摘されても、異論を唱えられないのでしょう。
国家的問題が、何事も共通意識の基に進められないとしたら、これ以上の悲劇はない。コロナ大臣などいても、東京都の邪魔をしたのが印象的である。医療品の調達など業者とどのように話し合っているのか、全く仕事ぶりが見えない。厚労省の改革をしなければ、コロナとの戦いも心配である。
(ID:93853147)
民主主義の国であれば、公共機関が公表する内容は、「帰国者・接触者相談センターへの依頼者数と検査者数及び陽性者数」、「クラスター追跡用検査者数とその陽性者数」、「入院患者の陽陰性判定検査数」であり、その全てを明確に発表すべきと考えます。もし公表しなければ、司法による罰則が科せられるのが民主主義国家であると思われます。日本は、民主主義の基本である三権分立が機能していない国であるのは明確です。ちなみにオリンピック延期決定前の東京都のデーターは、「帰国者・接触者相談センターへの検査依頼数は2800人、そのうち検査した人数は364人(1.3%)とのことであった。現在は?