A-1 事実関係:世界的リセッションは不可避か-グッゲンハイムのマイナード氏(ブルムバーグ、10日、

米投資運用会社グッゲンハイム・パートナーズの共同創業者でグローバル最高投資責任者(CIO)のスコット・マイナード氏は、新型コロナウイルスの金融や地政学への影響波及のリスクに金融市場はようやく「覚醒した」と指摘し、世界的なリセッション(景気後退)入りは回避できない可能性があるとの見解を示した。

  マイナード氏は「バタフライ効果」と題したエッセーを9日、ウェブサイトに掲載。その中で「コロナウイルスが引き起こす一連の出来事がわれわれが現在直面している状況をもたらすなど、誰が予想できただろうか」と問い掛け、「どのドミノが次に倒れるのかを特定するのは事実上不可能だが、一つ確かだと思われることは、ドミノは倒れ続けるということだ」と付け加えた。

A-2 ニューヨーク・タイムズ「金融システムが真の試練(