1:基本的潮流

 現在民主党の候補選出には二つの潮流がある。 一つは、金融界、グローバル大企業、軍需産業と連携、バイデンとブーテジェッジ

 一つは、格差社会の深刻化する中で、全ての一般の米国人が医療、高等教育等の恩恵を得られるようにすべきだとするものである。これの最も強く主張している人物はサンダースであり、同人が「民主主義的社会主義者」を自称していることから、強い左派グループと位置付けられている。

 ただ、彼らが目指す政治目的は「全ての一般の米国人が医療、高等教育等の恩恵を得られるようにすべきだ」という点にあり、今日西側諸国でも受け入れられているので、「左派」とまで言えるかというような状況である。ただその財源は富裕層への課税強化を謡っているので、「極端な社会主義者」のイメージが作られている。

 一次このグループが有力であったが、金融界、グローバル大企業との巻き返しに会い現在このグループ