1:背景:ウクライナの米国支援依存

舞台はウクライナである。

西側はウクライナを反ロシアに導いていく。決め手はウクライナをEUに入れることである。しかし、201311月にヤヌコーヴィチ政権が欧州連合との政治・貿易協定の調印を見送ったことで、親欧米派や民族主義政党全ウクライナ連合「自由」などの野党勢力などによる反政府運動が勃発した。治安部隊とデモ隊と衝突、デモ隊側に死者が出たが、これは西側の演出でなかったかとの見方がある。ここから米国の明確なウクライナ支援が始まる。米国は組閣などにも介入。
 クリミア半島を含め、ウクライナ化進展(ウクライナ語話さないロシア人は二等国民扱い)2014年316日にウクライナからの独立とロシアへの編入を問う住民投票を実施。その最ロシア軍治安維持。ウクライナからの「クリミア共和国」の独立とロシアへの編入を求める決議を採択。20143月以降、ウクライナ東部・南部、