孫崎享のつぶやき

英、5Gでファーウェイ参入を一部容認へ.携帯会社に配慮。認める理由は携帯大手現行4Gですでにファーウェイ採用。5Gは4Gのネットワークを基に整備が一般的。5Gでファーウェイ排除すれば既存設備を全て交換巨額の費用。この論理なら非政府分野は本格採用。

2019/04/26 08:44 投稿

コメント:5

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A-1:事実関係1―日経新聞「英、5Gでファーウェイ参入を一部容認へ 携帯会社に配慮」

英国政府は次世代通信規格「5G」のネットワークについて、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の参入を限定的に認める方針。英携帯大手はすでに同社製品を使用しており、全てを交換すればコストがかさむ上、5Gの整備が遅れるとの判断。ただ、安全保障上の理由から全面的な排除を求める米国とは溝が生まれかねない。

 国家安全保障会議がファーウェイをネットワークの中核部分から排除し、携帯電話と電波をやりとりするアンテナなど中核部分以外に参入を認める方針で一致。ただ一部閣僚からは懸念。

英政府は5月中にも、ファーウェイの扱いも含めた5Gに関する指針を示す予定。

 ファーウェイを巡っては、米国が安全保障上の懸念があるとしてファーウェイ製品の排除を同盟国に呼びかけている。排除しない場合は共有する機密

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コメント

映画「鬼郷」の趙廷来監映画は「証拠がないという言葉に腹が立ったので、証拠を作ろうと思って映画を製作した」と述べたということらしいが、アタマのレベルがそれ並みのヒトもいるのだな。

No.3 66ヶ月前

ところで、5G覇権の帰趨については、米国が単なる経済問題ではなく安全保障問題と位置付けていることを基本に、5G自体が過渡的な規格であることや、
米国から中国人研究者が徐々に締め出されていること、
http://urx.space/3O3W
イスラエルやロシアなど、中国とかなり親しいが心を許しているわけではない諜報大国の動向など、総合的にみていく必要があるのだろうとおもいます。
英国については、「民営化されていれば」、原発ですら中国製品を使うことに躊躇しないという事情もあるとおもいます。
http://urx.space/QNSJ

No.4 66ヶ月前

現代社会は、情報社会であり、情報量を多く取得できれば、有利に展開することは明らかである。

我々の日常生活でも、情報量を多く取得できる人と、情報を全く得られない人の格差は、非常に大きい。これが企業になれば、企業存続に多大の影響を与え、情報量が少ないために、他社に負け、市場から退場する比率が大きくなる。最近経団連が終身雇用制が維持できなくなっていることを話題にし始めた。つぶれると思わなかった企業が突然つぶれる現象が日常茶飯事になっていくのでしょう。

この勝敗が国家規模段階で考えると、情報に対する姿勢は、情報量の多い少ないということより、情報機器を攻撃され、インフラが壊滅的打撃を受ける時である。
国家規模では、単なる利益など目先のことに惑わされるのでなく、情報場奪われたり国家の通信システムが破壊されないように管理することであり、その危険が多ければ、使用しないという選択が、最善の選択肢であることは間違いない。

英国などのように、4Gのシステムを流用せず、新たに5Gシステム通信設備を選択する資金がなく、現状を維持せざるを得ない国はファーウエイのシステム通信機、通信設備を使っていけばよい。ただ、米国と情報を共有することができなくなっていくのが、軍事的だけでなく、経済的にプラスになるかならないかに集約できるのでしょう。国の将来に係る選択の問題である。

No.5 66ヶ月前
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