アルゼンチンのブエノスアイレスで主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれた。米国内では、米ロ首脳会談の行方、米中貿易戦争が本格化する中でのトランプ・習近平会談、CIAがサウジ人記者殺害事件の関与を断定したサウジのムハンマド皇太子に対し、トランプ大統領がどう対応するのかが注目されていたのだが、NYタイムズ紙にはこんな記事が掲載された。
〈大統領は太平洋の2つの同盟国、日・豪の首脳と会った。外国リーダーの中で、トランプ氏の最も熱心なCourtiersのひとり、安倍首相は、民主党が勝利した選挙について、「歴史的勝利」と(評して)祝った〉
「Courtier(s)」は〈宮廷に仕える人、廷臣、ご機嫌取り〉である。過去、米国の代表的な新聞で、これほど侮辱的な表現をされた日本の首相はいただろうか。
ワシントン・ポスト紙もこう報じている。
〈安倍首相は事実を曲げて
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NYT「黄色いベスト運動は他の民衆運動とどこが違うか」、ガソリン税値上げ反対からより多くの賃金要求に変化、極右、極左、他政党、組合との関係ない自発的動き。既存社会、「グローバル・システムでの勝者」への強い憎悪。政府要求理解せず。
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7~9月期の国内総生産(GDP)年率2.5%減。消費税率8%に引き上げた後に消費が落ち込んだ2014年4~6月期以来の水準。個人消費は前期比0.2%減、住宅投資は0.7%増、設備投資は2.8%減、公共投資は2.0%減。民間在庫0.0
コメント
>>10
確かにNYTは「廷臣」と言っており、WPは「事実を曲げてまで」と言っており、言葉は違っています。私は「事実を曲げてまで」トランプ大統領の気持ちに寄り添おうとしたのは、「廷臣」と同じと直感的に判断したのですが、正確に言えば「廷臣の位置」までは貶めてはいないとみるべきですね。
ごますり行動については、野党の党首が競って米国詣でして日米同盟の深化を約束してきており、極めて軽はずみな行動で罪が重いと見ております。安倍首相のトランプ大統領に対する外交的辞令言葉の方が罪は軽いと考えています.
孫崎さんは外交的辞令が気に食わないようですが、国際社会では、「廷臣」また「事実を曲げて相手の意に添うようにする」商売人気質であって悪いということはないとかんがえています。あなたと同じかもしれない。
>>12
コメントありがとうございました。
わたしも「国際社会では、「廷臣」また「事実を曲げて相手の意に添うようにする」商売人気質であって悪いということはない」について、少なくともその場のリップサービスであるかぎりは、別にかまわないのではとおもいます。changeさんに同じだとおもいます。
それは一般論として、誰が首相でも、誰に対しても(プーチンや習近平が相手でも)そうおもうので、安倍首相を支持するということとはまた別。われわれの対人関係と同じく、首脳たちもまずは気持ちよく社交すればいいとおもいます。
以下は私見ですが、今回よく分かるのはNYTとかWPとかが、トランプに対して意地の悪い見方をしており、さらに坊主憎けりゃ袈裟までもの理屈で安倍首相にとばっちりが行っているということだとおもいます。わたしも安倍首相さらには日本が「袈裟」だということを否定するつもりはないのですが、だからといって、NYTやWPの尻馬にのるのも、ちょっと違うかなあとおもいます。
>>14
その通りだと思います。犬の遠吠えは必ずしも適切ではありませんが、米国でトランプ大統領に相手にされない悔しさを従属国日本の首相に投げつけている負け犬といった方がいいのでしょう。卑しいマスコミなのでしょう。
(ID:18982160)
自身の考えを持たず、相手の言いなりに同調する人間は、古くは「太鼓持ち」最近は「ヒラメ社員」などと軽蔑されている。
だが安倍首相に限っては、「日本ファースト」ならまだしも、「アメリカファースト」なのに支持率が低下しない。
これは日本国民が政治に無関心のためなのだろうか。
こんなことだから専守防衛には無用な、長距離弾道ミサイルやイージスアショア、大量のF35などまで売りつけられ、挙げ句の果てに防衛予算が破綻して、ローン支払いが滞り、消費税を引き上げるという。