メラニア・トランプ米大統領夫人が21日、米テキサス州にある子供の移民の収容施設を訪れた。この時に着ていたジャケットコートの選択について、批判の声が上がっている。
テキサス州に向かう飛行機に搭乗する際、背中に「私には本当にどうでもいい。あなたは?、“I really don’t care, do u?”」と描かれたコートを着ていたことで、メラニア氏は注目を浴びた。
先ず。これの生ずる前に、【6月18日 AFP】メラニア・トランプ(Melania Trump)米大統領夫人は17日、米国に不法入国した移民の子どもを国境で親などの保護者から強制的に引き離すことを認める「ゼロ・トレランス(容赦なし)」政策を中止するよう求めた。メラニア夫人が政治的な発言を行うのは異例。
「ゼロ・トレランス」はドナルド・トランプ政権が導入した厳格な国境警備政策で、5月初めにジェフ・セッションズ司法長官
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米、国連人権理事会を離脱 「政治的偏向のはきだめ」と(BBC)。契機は在イスラエル米国大使館のエルサレム移転とそれに伴うイスラエル軍のパレスチナ人抗議への軍事行動。国連人権理事会等で激しい米国・イスラエル非難。米国は国際社会でますます孤立化傾向を強める。
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今日の引用、素敵な随筆。17年7月13日 読売新聞 編集手帳 国語学者の金田一春彦さんに初恋の回想。恋文をしたため、少女宅の郵便箱に託した。父親から「私の娘は、まだ女学校の一年生」の手紙、その後「今日出征する人の見送りには必ず参列しなさい」
コメント
メラニア側は「ただのジャケットだ。暗示でない」、トランプのツイートは「メラニアは『虚偽報道』メディアのことを言ってるのだ。メラニアは連中が如何に不正直かを思い知り、金輪際 連中を相手にすることはない!」-とすっとぼけているようだが、この件もまた「彼は過激な発言を行い、世論の反応を見て、必要なら修正する」の一環でないか。アキエがアベの悪政に異を唱える素振りを見せたこともあったが、ただのクサい芝居で、アベと一蓮托生のワルに過ぎないことはもう全国民に知れ渡っている。トランプとメラニアの結束もモロッコ、コスタリカ、アイスランドと同じくらい固いのでないか。
「とにかく、先ずは注目を集めること」-何かとセンセーショナルな広告出すのが戦略の企業グループもあるが、それと同じ類に見える。
メラニアの広報責任者が
「何かメッセージを伝えるものではありません。」
https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/21/melania-jacket_a_23465277/
といっているのだから、それ以上どうのこうのを議論するのはアホらしいとおもう。
でもどうしても議論したければ、議論以前にまずメラニア本人に聞いてみればいいだろう。
金正恩に「どうしてそんな髪型なんですか」とはなかなか聞けないだろうが、メラニアに服のことなら聞けるし、
聞く機会がある。米国のいいところだ。
ところで移民問題は他人事ではない。安倍自民党政権は実質的に低学歴の単純労働者移民を日本に受け入れようとしている。なんで米国のように大きな議論にならないかというと、かなり乱暴に言えば、日本ではメディアにしろ野党にしろ、「自民党案よりももっと移民を受け入れろ」という勢力が強いからだ。その彼らは、ふつうの庶民の移民に対する危機感をたいしてとりあげることなく、モリカケばかりやってるのだから、ほんとうにいやになる。
テキサスの牧場主という男性の意見を紹介しておこう。
https://twitter.com/N74580626/status/1010080130641715200
ここにあらわれているように、移民問題の本質は福祉を与えなくてはならなくなるというところにある。明るい北朝鮮であるシンガポールのように、容赦なく妊娠した労働者を追放するような国のことも、厳しく問題事例としてとりあげれば、人権理事会の存在意義も出てくるだろうにとおもう。
GALAの39ドルのジャケットを着たメラニア夫人にこれだけの注目を浴びさせたのは、その背中に書かれたメッセージが深刻な移民問題政策の本質を突いたからであろう。そう I really don't care, do u?(知った事か、お前もな)と言う我々一般人の心情を端的に表して、ハットする気付きを与えたからではないだろうか。トランプも子供隔離政策を撤回したようだ。一流ファッションモデルであったメラニア夫人の類まれなセンスを感じますな。やはり女性(男性でも良い)の優れた感性が深刻な社会問題に対応する為に重要な役割を果たすことが分かります。
(ID:19005377)
こういう記事に接しますと「米国も落ちぶれたな!」という実感が迫ってくるから不思議だ。
米国の支配層は中南米を植民地化し、更に飛躍し、世界をウオール街の資本の原理で管理することに血道をあげて来た。その過程でチリではアジェンデ政権を残虐極まりない手口で転覆させ、ブラジルを骨抜きにし、アルゼンチンなんかはその工作に遭い日本と同様の政治不能国になって久しい。米国支配層の意向の行き着く先は米国を中心とする栄えある国境なき世界だった筈だ。
米国の隣の国のメキシコ人が米国に入国したがるのはメキシコの国が米国の工作に遭ってデザスターに陥っているからだ。デザスターの国から米国という大衆困窮デザスター国に入国したがるのだから国境の両サイドは無間地獄と言えよう。
米国が今後取り組むべきはチリのアジェンデが目指したものを認め、大衆経済の自決を南米諸国が選ぶ権利を許すことではないだろうか。つまり、パックスアメリカーナという夢は儚く終わってい居るということを米国はこの際はっきりと認識し反省することではないだろうか。