孫崎享のつぶやき

朝鮮半島の平和は南北首脳会談の合意だけでは訪れない。米国は軍事行動を行う際、日韓に拒否権はないが米国の基本的立場。米国の要求は「最終的、不可逆的、検証可能な非核化」、これに関し南北首脳会談でどう扱われたが最大の注目点

2018/04/27 08:02 投稿

コメント:10

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南北首脳会談が開催される。

本来は、南北首脳間で緊張緩和に向けての行動がとられれば、朝鮮半島に平和が来たと言えるべきである。

 だが今日の現象はそうではない。

 米国は、必要なら、韓国、日本の同意なしで軍事行動をとると述べている。

 トランプ大統領にとって、北朝鮮問題は魅力がある。戦後、「現職大統領として初めて北朝鮮と交渉」、「悪の枢軸の北朝鮮を抑え込んだ」、これらは選挙民の支持をえる可能性がある。

 しかし、トランプ政権内はより具体的な要求を行っている。

 米国政府はこれまで様々な場で、米国の要求は「最終的、不可逆的、検証可能な非核化」と述べている。具体的には、ハリス太平洋軍司令官は三月一五日、議会で証言し、米朝首脳会談について「結果について過度に楽観的にはなれない」「完全、検証可能かつ不可逆的な非核化」が必要だと強調した、

 ボルトン国家安全保障補佐官は

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コメント

>>7
米国が正気なら「北朝鮮」攻撃など決してしません。
やるにしても韓国の意向は無視できませんし、「中国」の
意向は絶対無視できません。

韓国の了解を取らずにやれば、ムンジェインは韓国軍に
在韓米軍と戦うことを命じかねません。
実際それは、ソウルへの北からの核攻撃を防ぐ現実的な
唯一の方策です。

理で中国は参戦しないまでも、武器弾薬糧食の補給で
北の後背地になる可能性があります。
そうなったからといって米軍は決して中国を攻撃できません。

わたしは戦争には変数がついて回るので米軍勝利で決着するとは
限らないと書きましたが、もうメチャクチャです、そうなれば。
ただ、日本は米軍の忠実な手下として振る舞うでしょうから、
日本の被害は日本の被害は激甚でしょう。

No.8 79ヶ月前

以前、わたしは核のボタンをめぐる米英のいざこざについて書きました。

イギリスで、米国がソ連を先制核攻撃するにあたって
自国の核ミサイルを使わずに、在英の核ミサイルを使うのでは
ないか、との疑惑が持たれました。

ソ連の報復が自国でなくイギリスに向くようにです。

イギリスの特殊部隊にはその動きを察知したら米軍基地に突入して
それを阻止する作戦プログラムがあったとの記事を読みました。

韓国軍が在韓米軍と戦うのはありえない話ではありません。

No.9 79ヶ月前

>>9
なるほど。良く分かります。

No.10 79ヶ月前
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