南北首脳会談が開催される。
本来は、南北首脳間で緊張緩和に向けての行動がとられれば、朝鮮半島に平和が来たと言えるべきである。
だが今日の現象はそうではない。
米国は、必要なら、韓国、日本の同意なしで軍事行動をとると述べている。
トランプ大統領にとって、北朝鮮問題は魅力がある。戦後、「現職大統領として初めて北朝鮮と交渉」、「悪の枢軸の北朝鮮を抑え込んだ」、これらは選挙民の支持をえる可能性がある。
しかし、トランプ政権内はより具体的な要求を行っている。
米国政府はこれまで様々な場で、米国の要求は「最終的、不可逆的、検証可能な非核化」と述べている。具体的には、ハリス太平洋軍司令官は三月一五日、議会で証言し、米朝首脳会談について「結果について過度に楽観的にはなれない」「完全、検証可能かつ不可逆的な非核化」が必要だと強調した、
ボルトン国家安全保障補佐官は
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米国、国務長官に予定されるポンピオの評価、カーディン上院議員「国務長官は交渉を最も重要視する人でなければならない。彼はキャリアの中で外交を重視する姿勢はほとんど示さず、軍事介入を常に支持。CIA長官時「金委員長排除狙う可能性も」と報道される
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南北首脳会談。今日の朝鮮半島は南北首脳の決意だけで定まらない。「完全・不可逆的・検証可能の非核化」を求める米国がいる。米朝首脳会談を前に、今次会談は、北朝鮮が上記条件を受け入れる可能性を示すものはない。トランプ政権は軍事行動主張の陣容を揃える。
コメント
>>7
米国が正気なら「北朝鮮」攻撃など決してしません。
やるにしても韓国の意向は無視できませんし、「中国」の
意向は絶対無視できません。
韓国の了解を取らずにやれば、ムンジェインは韓国軍に
在韓米軍と戦うことを命じかねません。
実際それは、ソウルへの北からの核攻撃を防ぐ現実的な
唯一の方策です。
理で中国は参戦しないまでも、武器弾薬糧食の補給で
北の後背地になる可能性があります。
そうなったからといって米軍は決して中国を攻撃できません。
わたしは戦争には変数がついて回るので米軍勝利で決着するとは
限らないと書きましたが、もうメチャクチャです、そうなれば。
ただ、日本は米軍の忠実な手下として振る舞うでしょうから、
日本の被害は日本の被害は激甚でしょう。
以前、わたしは核のボタンをめぐる米英のいざこざについて書きました。
イギリスで、米国がソ連を先制核攻撃するにあたって
自国の核ミサイルを使わずに、在英の核ミサイルを使うのでは
ないか、との疑惑が持たれました。
ソ連の報復が自国でなくイギリスに向くようにです。
イギリスの特殊部隊にはその動きを察知したら米軍基地に突入して
それを阻止する作戦プログラムがあったとの記事を読みました。
韓国軍が在韓米軍と戦うのはありえない話ではありません。
>>9
なるほど。良く分かります。
(ID:18367902)
米朝で、非核化までいかなくても、どのように、核管理問題を共同管理に移行できるか、米国は体制問題をどのように保障していくかに、かかっているのではないか。最低限の体制維持ができれば、北朝鮮は、米国の軍事介入をいとわないことも予想できる。米朝の軍事的対立が排除できれば、不可侵平和条約に進むことも不思議ではない。
問題は、朝鮮半島に配置されている迎撃ミサイルの脅威が中国に向けられることになり、米国が排除に同意するかどうかが、焦点になってくるのではないか。同意すれば、日本特に沖縄基地の重要性が今まで以上に求められてくるのではないか。米国にとっては、イエスマン隷属的安倍政権は、米国の国益に合致し、安泰ということにもつながる。