米国は、米朝会談の前提は、北朝鮮が非核化を明確にすることだとしている。
対話を行うことによって緊張を緩めたいとする文大統領と、対話は「北朝鮮の非核化以外ない」とする米国とで方向が異なっている。こうした中、ホワイトハウスは25日改めて「対話は北朝鮮の非核化」との立場を繰り返している。
かつ、米国国務省韓国課長は、「『文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮に最高の圧力を加えようとするトランプ政権と歩調が合っていないようだ』というワシントンの不満が大きくなっている」とインタビューでわざわざ述べていることは、今後米国が文大統領への圧力を強めることを予兆させる。
A:事実関係:27日東亜日報は、「北朝鮮の手招きに慎重なホワイトハウス、「いかなる対話結果も非核化でなければ」と題する、解説記事を掲載した。
米ホワイトハウスが、米朝対話の意向を明らかにした北朝鮮に対して、「対話の結果は
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韓国の文在寅大統領の中国・劉延東副首相への発言「米国は対話のハードルを下げる必要があり、北も非核化の意志を見せなければならない」。米は米朝会談開始の前提は北が核開発をしない約束をすることとしているが、それは実質対話をしないことを意味する
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ロシアの論評:イラン・イラクの接近。クルドに対し敵対的であることで両者に共通点。イラン、イラクへの武器供与の意志表明。イラク・クルディスタン国民投票で両者に連携の動き。イラン、イラク、シリア、ロシアという反米同盟の可能性。米国反発しよう。
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文大統領が、対話による北との交渉青写真を明確に描いていれば、米国を説得し、交渉の場につかせることも可能でしょうが、青写真もなくして、何とかして、北との交渉に米国をつかせようとしても、米国が交渉の席に着くことはない。こんな簡単な論理が韓国政府、文大統領にできないのであろうか。北との交渉内容が分からないが、北の方が一枚上手であり、振り回されている姿は、韓国政府の無能ぶりをさらけ出すだけでしかない。