>>5で李英和氏の考察を紹介しましたが、彼の 「北朝鮮が核ICBM保有すれば、日米安保は瞬時に崩壊する」 という議論は非常に説得力があると私はおもいます。 このまま北朝鮮の核ICBM保有が成功し、日米安保が崩壊する未来は、 前に書いたように、それはそれでありだと私はおもいます。 1,日米安保が崩壊するのですから、基本的には在日米軍には大半は出て行ってもらうことになるでしょう。 2,米国の核の傘がなくなるなか、中国、ロシア、北朝鮮(統一朝鮮)という日本に敵意を持った核保有国に囲まれているのですから、当然日本も米国を友好国としつつも核保有が必要です。また、いまの自衛隊は米軍を補完するような武器体系ですが、そこも根本的に見直すことになるでしょう。 1,2とも簡単ではないですが、日米安保崩壊後の外交目標はそうなるでしょうね。 また、なぜか1を歓迎しつつも2に抵抗する人たちが必ずいるでしょうが、なんの説得力も持たないでしょう。とくに若い世代には。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
>>5で李英和氏の考察を紹介しましたが、彼の
「北朝鮮が核ICBM保有すれば、日米安保は瞬時に崩壊する」
という議論は非常に説得力があると私はおもいます。
このまま北朝鮮の核ICBM保有が成功し、日米安保が崩壊する未来は、
前に書いたように、それはそれでありだと私はおもいます。
1,日米安保が崩壊するのですから、基本的には在日米軍には大半は出て行ってもらうことになるでしょう。
2,米国の核の傘がなくなるなか、中国、ロシア、北朝鮮(統一朝鮮)という日本に敵意を持った核保有国に囲まれているのですから、当然日本も米国を友好国としつつも核保有が必要です。また、いまの自衛隊は米軍を補完するような武器体系ですが、そこも根本的に見直すことになるでしょう。
1,2とも簡単ではないですが、日米安保崩壊後の外交目標はそうなるでしょうね。
また、なぜか1を歓迎しつつも2に抵抗する人たちが必ずいるでしょうが、なんの説得力も持たないでしょう。とくに若い世代には。