A:事実関係:日経クイックVote第322回解説 政治部次長 佐藤賢 2017/6/1 2:00(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO17116690R30C17A5I00000/?df=3)
どちらの説明に納得できるのか。電子版の読者に聞いたところ、政府の説明に「納得できない」は81.4%で、「納得できる」の18.6%を大きく上回りました。
前川氏の説明に「納得できる」は74.1%で、「納得できない」の25.9%より多かったです。この調査から見ると、読者の不信感は政府の方により多く向いているようです
問題となっている文書は、安倍晋三首相の友人が理事長を務めている加計学園の新学部新設に関するものです。加計学園は政府の国家戦略特区に指定された愛媛県今治市で大学の獣医学部新設を計画しています。
文書は2016年11月に特区の諮問会議で獣医学部の
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釜山総領事更迭か、異例の交代。釜山総領事は「安倍政権の対韓外交を私的な会合で批判したことがあった」。朴政権が機能不全になり、国民感情が高揚する中での引き上げこそ間違った政策だった。それを総領事として批判するのは当然の事だ。何、私的会合で?
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安倍政権に道義的規範はない。怖い政権になった。反対者は潰す。籠池氏には刑務所への脅し。前川氏には人物破壊+解任(?)、釜山総領事には解任。他方反対を招く政策を行う基準は「自分の利益」
コメント
日経クイックVoteというのは、日経電子版の画面からログインして解答するアンケートなので、母集団の偏りが気になるところですね。
ところで「利権の奪い合い」のことを上品にいえば「権利のための闘争」となります。学生の頃に、ドイツの法哲学者の書いたそういう題名の本を読んだ人も居るかも知れません。
「権利のための闘争」のなかにはキーワードとして「権利感覚」が出てきますが、これは実際の闘争を通してしか涵養されないもののようですね。
で、これはまあ、たびたび申し上げている自説ですが、「投票とデモくらいしか政治参加したことがないような人」は、この「実際の闘争」というのを経験していないのです。デモはいかにも「実際の闘争」であるかのような興奮をもたらしますから、勘違いしちゃうんでしょうけどね。
「権利感覚」のうすいひとは、現在の民主国家では、まともな政治の場では「ただの数」としてくらいしか扱ってもらえません。結局デモに参加するくらいしかないというわけですね。
まあでも、人生長い間、「権利感覚」をそれほど涵養しなくても生き抜いてこられたのなら、それはある意味で、幸福だったといえるんだとおもいます。まわりからそれほど(自分では気づいていなくても)守られていたというこですから。
産経のブログによると、日本放送の番組収録が出ている。ついに安倍首相が馬脚を現した。
「総理の御意向は、私の意向かどうか確かめようと思えば確かめられた」といっている。これでは、「総理の御意向」の文書は存在したということを、前提に話をしているということになる。前川氏の話は全て真実であり、証人喚問が欠かせなくなっている。文書が見つからないというのは真っ赤な嘘であり、安倍首相の直接的関与がクローズアップされてきた。前川氏の先輩の話なども重ね合わせると、否定しようがない。安倍首相が関与していなければ、釜山領事同様に即刻罷免させるべきであるが、罷免できない。嘘は、安倍首相の発言、菅官房長官の発言を一貫してみていけば、ボロボロ出てくるのです。読売まで使うからなおさらおかしくなってしまう。慰安婦問題で、確認を怠ったため、朝日新聞が総攻撃を受けたが、読売が記事の確認作業をどの程度行ったか、多分、官邸の情報をそのまま、記事にしたのでしょう。読売も攻撃対象になる。
(ID:18367902)
世論調査の正当性は不明であるが、どのような意図が働いて、世論調査しているかが、問題である。
「国民に知らせることを目的にするか、自民党の内部の対立を防ぐためにするか」で、世論調査の質問を少し変えることによって、大きく数字を変えることができる。安倍政権にとって、野党などは取るに足らない勢力であり無視できるが、支持率によって自民党内の反対勢力が勢いつくのが怖いのです。世論調査をまともに考えるのでなく、支持率は、自民党内対策の数字に過ぎないことに気が付くべきでしょう。