1:「智恵子抄」
報告(智恵子に)
日本はすつかり変りました。
あなたの身ぶるひする程いやがつてゐた
あの傍若無人のがさつな階級が
とにかく存在しないことになりました。
すつかり変つたといつても、
それは他力による変革で
(日本の再教育と人はいひます。)
内からの爆発であなたのやうに、
あんないきいきした新しい世界を
命にかけてしんから望んだ
さういふ自力で得たのでないことが
あなたの前では恥しい。
あなたこそまことの自由を求めました。
求められない鉄の囲かこひの中にゐて、
あなたがあんなに求めたものは、
結局あなたを此世の意識の外に逐おひ、
あなたの頭をこはしました。
あなたの苦しみを今こそ思ふ。 日本の形は変りましたが、
あの苦しみを持たないわれわれの変革を
あなたに報告するのはつらいことです。
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日本
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仏大統領選、マクロン当選の可能性大。社会党ではあるが、労働者の代表でなく、金融界に基盤。TPP的なものの推進。親イスラエル。シリアのアサド排除を主張。親米。反ルペンの旗に隠れて、格差社会を増大する政策を推進し大多数の国民に利益に反する候補。
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トランプと中国関係。投資関係で手をつなぐ。WHで最も影響力あるのはイバンカ夫妻。イバンカはファッション製品を中国で販売。娘婿クシュナーはニュージャージーでの不動産を中国人に売ることに利益。娘婿クシュナーはWHで中国も担当。
コメント
社会の制度は不合理である。強いものが有利になり、弱いものがより弱くなる仕組みになっている。
年寄りにとっては当たり前のことが、若い人にとっては許せず、正義感が体にうずいてきて、友と夜を徹して議論する。正義感が、あちこちで壁にぶつかり挫折を繰り返しながら、物事の本質に固定した価値観はなく、時と場所によって異なることが分かってくる。人生の途中に精神的爆発があり、社会が活発化する。年配者は温かい目で若者の行動を見守る精神的余裕を持っていた。
社会を活発化し動かしていくのはいつの時代も若者であるべきだが、若者が精神的老化現象をおこし、社会に活力が出てこなくなってしまった。社会が体制化現象を強めるのを、若者が阻止しなければ、体制化を阻止するものがいない。これが現在の状況でしょう。我々高齢者の大きな責任でもある。
日本はここに至って略全体主義が成立した。この成立は日米合作の努力の結果だと私は思う。全体主義には必ず対外的な目的がある。それは言わずと知れたCONTAINING CHINAだ。もし、その目的が無ければこれだけコストをかけて全体主義をこさえる必要はない。進歩と保守が交互に交代し官僚と業者が癒着しないようにすればいいし特捜も汚職摘発に力を発揮できハッピーとなろう。
学生たちはこの空気を読んで実にしたたか。負け犬にならないように努力する。この現象を何人も非難できない。彼らが総じて民より官に職を求めたがるのも何人たりとも非難できない。勤め人は出世を目指し世間からにらまれないようにただひたすら。これも非難できない。
彼らは総じて全体主義に楔を打ち込む勢力にはなりえない。
続く
>>6
続き
じゃ、どうするの?CONTAINING CHINAをやるの?これってやっぱり駄目。75年前に米国の資源には大和魂なら勝てると考えて勝負したが駄目だった。現在、相手は13億人のルサンチマン。日米合同でも打倒すのは無理。第一に大義が無い。現代の日本の問題はそういうことだと思う。
従ってどうするの?橋下氏の大阪都構想を阻止した老人パワーの炸裂に学ぶしかない。東京は兜町もあり国家予算もある中核都市だから軍国主義がポピュラー。従って、期待できない。地方にはまだ健全なメデイアが残っている。それを頼りに全国で老人パワーを炸裂させ、少なくとも衆院の1/3を確保し、CONTAINING CHINAのブレーキになる。そういうことではないでしょうか。日本の喫緊の課題とは。
(ID:18982160)
第二次大戦後、ドイツではナチに関与した人物全員を処刑し、ナチ擁護の思想自体を「悪」と認定したが、日本では何もしなかった。GHQの司令官だったマッカーサーが、天皇を最大の戦犯と考えていたが、その天皇と対面して「完全に反省している」と思ってしまったのだろう。そして本当の戦犯たち(政治家や官僚)を、そのまま職務を続けさせてしまった。
その結果、戦前体制の政治が継続されてしまった。
民主主義の主役であるべき一般国民は、「民主主義」の意味も理解しておらず、選挙の時に地元の権力者に投票することを民主主義だと思っている。斯くして明治維新を賛美する「周回遅れの民主主義国」になってしまった。