サムソンの文脈には何か違和感を感じます。ヨーロッパは世界でも特殊な地域です。そこでは重商主義に始まり大航海時代を経て産業革命が起こり世界の人間土地資源を略奪する競争が凄まじい形で起こり、それと並行してブルジョア革命が起こり挙句の果てにプロレタリア革命が起こった。革命をうまく避け世界略奪競争の最終的な勝者に大英帝国と呼ばれるようになったイギリスです。そういう大国の外交官を務めたサムソンが国家主義体制を強化し列強に打ち勝つための手段として採用した全体主義の萌芽を徳川政権時代に求めるのは分からないではないですが、前にも書きましたように次の点を考慮すれば的外れではないでしょうか。 続く
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。
孫崎享(元外務省・国際情報局長)元外務官僚で、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。『戦後史の正体』は8刷20万部の売れ行き。ほかに『日本の国境問題-尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)、『日米開戦の正体』『日米開戦へのスパイ達』『日本国の正体』『朝鮮戦争の正体』などがある。ツイッターのフォロワーは13万人を超えた。
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サムソンの文脈には何か違和感を感じます。ヨーロッパは世界でも特殊な地域です。そこでは重商主義に始まり大航海時代を経て産業革命が起こり世界の人間土地資源を略奪する競争が凄まじい形で起こり、それと並行してブルジョア革命が起こり挙句の果てにプロレタリア革命が起こった。革命をうまく避け世界略奪競争の最終的な勝者に大英帝国と呼ばれるようになったイギリスです。そういう大国の外交官を務めたサムソンが国家主義体制を強化し列強に打ち勝つための手段として採用した全体主義の萌芽を徳川政権時代に求めるのは分からないではないですが、前にも書きましたように次の点を考慮すれば的外れではないでしょうか。
続く