1:トランプは極めて重要なツイートを行った。
「トヨタはメキシコ、バハで新工場を作り米国向けカローラを作るという。許されない(NO WAY!)、米国で工場建設するか、高額国境税を払うかだ」。
(Toyota Motor said will build a new plant in Baja, Mexico, to build Corolla cars for U.S. NO WAY! Build plant in U.S. or pay big border tax)
2:トヨタは2015年4月メキシコのグアナファット州にカローラを生産する工場を10億ドルで新設すると発表し、16年9月にメキシコ北部バハ・カリフォルニア州でピックアップトラックの生産を増すと発表した。
バハについて事実誤認がある。
3:しかし、問題はメキシコで生産した自動車を北米自由貿易協定の枠内で、対米輸入をするのを
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安倍首相は延べ100を超える国を訪れたという。「日本を世界の真ん中で輝かせ」たいという。でも「最も影響力ある人」では世界の37番目。何故だろう。米国追随だけしている国がどうして「世界の真ん中で輝ける」か。
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コメント
日本人は、指摘されている問題に対し、すり替えをしてしまう。トヨタの例は、的を得ている。
すでに雇用している13万6千人の米国に対する貢献と、新設するメキシコ工場の稼働を並列的に見て、13万6千人の雇用で、トランプ氏に脅しをかけているようにも見える。これが日本流の交渉の仕方である。
トランプ氏は、既雇用者と新規雇用者は別次元で考えている。トランプ氏の考え方を正確に把握しているとは思えない。この問題が大きくこじれる前に解決すると思うが、トヨタが、日本流の考え方に固執すると、基地問題と同じように、トヨタ工場を米国から排除する方向に動くことも予想される。日本、中国から受けている雇用に関する被害者意識はかなり高いと見ないと、判断を間違えることになるのでしょう。
米国や日本の先進国が金融と軍事に特化し、一般産業を自由放任にすれば、失業は恒常的になり、人々の生活は困窮することになる。トランプは経済の基本原理を弁えている。これでTPPの廃絶は間違いない。国民に全くその本質を教えることなくさっさと独裁断行した安倍政権のTPP批准は宙に浮こう。日本国民の多くにとって実に幸いなる傾向が労せずして生まれる。この路線でトランプに頑張って貰いたい。
この問題がまず米国との間で起きたのは大変良いことだ。
日本人は相手が米国なら冷静に対処できるから。
もしも習近平が、ベトナムで生産したものを,,,などと言い出したら
どうするか考える予行演習になる。