オバマ政権になったことでの新しい動きは無人機でのテロリスト殺害が飛躍的に増大したことである。多くの場合、民間人を巻き添えにする。その道徳的問題を問うた映画である。だからこの映画は米国では作れない。ハリウッド映画ではない。英国映画である。臨場感が溢れる。多分、無人機を利用してテロリストを殺害する時には、このような手順を踏んで行われるのであろうと思わせる。テロリスト殺害には必ずマイナス効果を生み出す。貴方は登場人物のどの立場を取りますか。それが問われる。
A:解説:ドローンを使い、戦場から遠く離れた場所で進められる現代の戦争の闇を描く軍事サスペンス。罪なき少女を犠牲にしてまでテロリストを殺害すべきかという究極の決断を通し、真の正義やモラルを問い掛ける。
あらすじ
イギリス軍諜報機関のキャサリン・パウエル大佐は、ケニア・ナイロビ上空の偵察用ドローンからの情報を基に、戦地からほど遠い
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安倍首相は延べ100を超える国を訪れたという。「日本を世界の真ん中で輝かせ」たいという。でも「最も影響力ある人」では世界の37番目。何故だろう。米国追随だけしている国がどうして「世界の真ん中で輝ける」か。
コメント
映画を観ないでとやかく言うのはいけないことだと思うのですが、そもそも、米国のドローンが他国の空域を我が物顔で飛ばし、自分らが勝手に決定した容疑者を裁判にもかけず、死刑を執行することに私は絶対的に反対するわけです。その死刑執行は数ある犯罪の中でも極悪非道だと断定せざるを得ません。かかる米国の国家ぐるみの国家的テロを全世界の民が立ち上がって駆逐することが世界の喫緊の課題です。それにしても、米国民はなってない。彼らの精神は壊れてしまっているのか。このまま無頓着を決めていれば、今にドローンは48州に展開され米国民が痛い目に遭いますぞ。
(ID:18367902)
このような問いかけは戸惑ってしまう。
ミサイルで多数の人たちを殺害することと、ドローンで殺害することと同じであり、何も関係ない善良な民間人が巻き添えになることは否定できないからである。
戦争は、回避しなければならない。しかし、どこの国も他国より豊かな国になりたいことは同じであり、その欲望が世界的な欲望に変われば、戦争が起きないが、近親者、仲間を優遇するというより、近親者、仲間の生存利権のみが優先すると、戦争に発展する。歴史はその連続であり、戦争に対し反省するというより、戦争そのものの質に関する反省になり、戦争手段がますます高度化していく。極限は、人間同士の戦いでなく、ボタン一つの戦いに発展していく。戦争の目的は、相手国の政治、経済活動の機能を破壊することであり、戦場がなく、国家の中枢部分を攻撃すると、今まで安全地帯にいたリーダーたちの暗殺リスクが具体化するようになる。しかし、戦争において、リーダーを殺害しない不文律があり、リーダーが標的にされる場合はないに等しい。ただ、テロとの戦いでは、この不文律が機能していない。リーダーを目的にした暗殺攻撃が実施されている。ドローンの活用である。孫崎さんのご指摘は、テロとの戦いがなくなることであるが、現実的には難しい。悩ましく、理屈で解決できて、ドローンそのものを排除しない限り、解決できない問題なのでしょう。