A事実関係

政府は21日午後、原子力関係閣僚会議を開き、高速増殖原型炉「もんじゅ」

(福井県敦賀市)の廃炉を決定した。使った以上の燃料を生みだす「夢の原子

炉」と期待された高速増殖炉は1950年代に計画されたが、もんじゅは相次

ぐトラブルの末、1兆円以上の事業費を投じながら、わずか250日しか運転

できないまま、幕を下ろすことになった。

B:評価

・ 原子力発電の問題点の一つに使用済み核燃料の処理がある。

・高速増殖炉『もんじゅ』はふつうの原子炉よりも「高速」の中性子をつかっ

て核分裂反応を起こして、燃料のプルトニウムを「増殖」させようっていうも

の。

・高速増殖炉は「核燃料サイクル計画」の一部をになっており、それはふつう

の原発から出る使用済み核燃料、つまり「ゴミ」をリサイクルしてあたらしい

核燃料につくりかえよう、そしてそれを高速増殖炉で使おう、そし