次の衆議院選挙は極めて重要な位置を持つ。長期政権で、好きなことをする安倍政権に待ったを行えるかがかかる。
そしてそれに対して手がかりを与えてくれたのが、新潟県知事選挙である。
①野党連合を行うこと
②原発再稼働阻止など明確な政策を争点とする。
本来、民進党はそれに向かって全力をあげるべきである。新潟県知事選挙と、参議院選挙での一人区の善戦がそれを示す。
逆に自民党には危機感がある。
足を引っ張る露骨な動きを連合がはじめた。これに野田幹事長が合わせる動きも示している。この中の小泉元首相の発言である。
A:事実関係民進の「2030年代原発ゼロ」、小泉元首相がダメ出し(朝日新聞)
小泉純一郎元首相が4日、新潟市で講演し、共産、社民、自由の3野党が推薦した米山隆一・新潟県知事の当選について「野党が一本化し、原発ゼロを争点にしたら与党は負けると分かった。この影響はあまり表面に出てきていない
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今次大統領選挙は最悪の選挙。醜い選挙、相手候補の非難に終始。RCP平均 好意的ヒラリーに対して42.0% 非好意的 54.6%、トランプに対して好意的39.0 非好意的 57.3%
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米国大統領選挙、直前世論調査支持率ヒラリー 46.6%、トランプ 44.8%、投票予測(270獲得で勝利) ヒラリー:297(西部、東北部) トランプ:241(南部、中央部)
コメント
やはり、小泉元首相には政治のセンスがある。野党連合は彼を味方に引き寄せセンスを採用すべきだ。
米国好戦派(矢部宏冶氏は官僚たちが忠誠を誓っている「首相以外の何か」と呼んでいる実体)に戦後まもなく蹂躙され始め今尽くされている官僚体制と政治家がその誘導で創り上げた最高傑作、安倍体制は一見盤石に見えるが、そうではない。方法さえ間違えなければ一撃で倒せる。
「今、ゼロを宣言する」は実にいい響きを持って居る。安倍体制の最も大きな弱点がそこにある。敵の弱点を徹底して突かねば勝負には勝てない。
孫崎先生のご意見に全面的に同意します。
民進党は小泉元首相の主張にもっと耳を傾けるべきです。まさに絶妙が示唆を与えてくれているのに、もったいないの一語。
東電施設だから勝てたのであって、あれが東北電力施設だったら森に入れていたかも知れない自分がいます。
(ID:32175174)
「原発ゼロ」は、実現不可能な夢物語であるが、いつの世、どこの国でも政治家は空想を語ってバカな大衆の支持を得ようとする連中は絶えないのであるから、日本国の野党の輩が同じことをするのをとがめてもしょうがないが、「原発ゼロ」が実現不可能な夢物語であることだけは伝えておかなければならない。そんな空想を語る小泉某は、自分が威勢の良かったころを思い出して、もう一度舞台に戻りたがっている、ただの老いぼれにすぎない。
もちろん、そんなことを書いている孫崎某も同じく、単なる盛りの過ぎたジジイであろう。