:事実関係「神田警察通り街路樹伐採、計画見直し 保存の要望相次ぐ」(2016年10月17日朝日新聞)
千代田区で、区道整備のために区が街路樹を伐採する計画を進めていたところ、
反対意見が相次いだため、17日、計画が見直されることになった。区は20
20年東京五輪・パラリンピックまでに区道を整備するとしていた。
問題となっていたのは、区道「神田警察通り」(全長約1・4キロ)のうち
1期工事の約220メートル。4車線を3車線に減らし、歩道を広げて自転車走行のスペースを新設する計画で、沿道のイチョウ32本とプラタナス5本が伐採される予定だった。
7月下旬に枝が切り落とされた際、大学の非常勤講師が「たった2週間の五輪のために伐採するのはおかしい」などと訴え、区は工事を一時中断。その後、街路樹の保存を求める陳情が区議会に相次ぎ、インターネット上の署名活動でも4万人近くが
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コメント
区行政、特に「道路公園課」は街路樹は「道路付帯設備」要するにガードパイプ・街路灯と同じ認識です、生きている樹木との認識は無いようです!
「道路構造令」における「街路樹」、利用する設備=利用の目的が変われば変更する、道路整備に不適格なら伐採して更新(植え替え)と考えていると思います。
「根上り?」「倒木の恐れ?」調査も行わないで決める、対策と対応は出来る方法は有るのに、考えずに不適格=更新と考えているからの問題点です。
今の千代田区には樹木に対する「管理」「整備」の独自に決められた物は無いのです、東京都には有るのに決めてないのです。ですから道路会社に丸投げで、その時々で街路樹の扱いが変わります、「区民目線」「区民ファースト」では無いのが問題です。内容のない区民目線・区民ファーストです、これも多選(4選=16年)の弊害だと思います、多選の弊害=長期の権力は必ず腐敗するの実例でしょう。「アメリカ大統領」でも2選までです、区の職員が区民よりも首調の方を見て、忖度して仕事を行うように感じます。
珍しく孫崎さんが、都市緑化について書いておられて新鮮に思いました。
街路樹に限らず、都市緑化は様々な効用があると思います。しかし昨今の財政難で、まず予算カットの対象が「緑地」だと、知り合いの造園屋が話していました。当然、落ち葉の清掃、剪定、草刈などの手間はかかります、が、うまく設計維持すれば、それを超えるメリットを人間にも生物にも与えると思います。
孫崎さんの記事とも重複しますが・・
・熱環境と水循環の改善(ヒートアイランド低減==>熱中症対策、省エネ、人間の精神リラックス)
・都市洪水の提言(自然緑地からの雨水浸透はアスファルトに比べて格段によい、土壌にもよるが)
・防火林の役割(地震火災の拡大防止にも・・)
・生態系保全(都市内に孤立させるのではなく、ネットワークとすることで、さらに改善)
・教育的価値(自然との触れ合いとか世話は、子供たちにも精神的なやすらぎを与え、「いじめ」を少なくすることに繋がる、いつだったか文科省の審議会の報告に出ていたと思う)
何でも、「カネ」で換算するのはよくないと思いますが、人工物で高度利用するより、都市の価値は上がると思います。
書き忘れました。
>1 維持管理に目を向けず、新しいものをつくることばかり・・
>2 人口集中の弊害
同感です。
(ID:18367902)
自然を守るという点では、社会的インフラだけでなく、居住空間も見直す必要がないか。
どこの街でも起きている現象であるが、大規模スーパーの影響で、昔ながらの小売店が店を閉め空き店舗になっている。住宅街に目を向ければ、老夫婦がなくなれば空き家になり放置されている。今まであったものの再利用を考えることなしに、新規住宅は郊外に安価な値段でどんどん造成している。道路に目を向ければ、新しい道路は、農業用道路におよび舗装コンクリートになっている。新しい建造物をどんどん作り、今まであったものが放置されている。
この社会は狂っているとしか見えない。今まであったものを維持していこうとすればコストがかかるのであるが、今までの建造物をどうしていくかに目が向かず新しいものに目を奪われる。財政破綻の状態で、インフラをどうしていくかの視点が全く欠けている。不可能な経済成長に依存しすぎていないか。儲かるかどうかばかりが先行する社会から決別していかなければこの国の将来に暗雲が垂れ込むのではないか。