米国大統領選は11月8日の選挙まで後、一か月という最終局面を迎え、ヒラリー・クリントンがトランプへのリードを拡大してきている。
リアル・クリア・ポリティクス(RCP)は各種世論調査の平均を出しているがこの変化を見てみたい。
10月7日現在 9月17日
ヒラリー・クリントン 48.3 44.9
トランプ 43.8 43.9
予測をするのに、やや変則であるが賭けの動向を見るのも参考になる。
これも見てみよう。
10月7日現在 9月25日
ヒラリー・クリントン 75.0 67.0
トランプ 25.0 33.0
流れを変えたのは9月26日の第一回TV討論会であったろう。8400万人が視聴したという。
ここでヒラリーは税関係書類を
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コメント
共和党選出のトランプはジョン・ケネデイーと同様に「GODS OF MONEY」の怒りを買っているようです。トランプにケネデイーほどの魅力があれば逆風を乗り越えられると思うのですが、果して。そして、更に思い出すのはブッシュとゴアの戦いです。ゴアがブッシュを追い詰めたのですが、最終的には「GODS OF MONEY」の利益を代表する裁判所の裁定でブッシュが勝ちました。半年ほど前に観たYOU TUBEでゴアさんが地球温暖化対策講演の冒頭で「私は三日間大統領でした」と話して大喝采を博して居ました。
米国はやはり崩壊しています。崩壊とは物理で言えばそれ以上重心が下がらないことですから何をやってもやり放題、それ以上どん底がないですから安定です。そういうREALITYが米国に厳然としてありますから、やはり、ヒラリー・クリントンが勝つのでしょう。米国と対立している、或いは、抵抗している、或いは意見が食い違う国々、人民はこれからも大変でしょうが、へこたれずにやんちゃな米国の矛先をいなしていかなくてはなりません。
尚、上記に出てくる「GODS OF MONEY」はロスチャイルド家、モーガン家、ロックフェラー家その他それに準じる家々に世界的に有名なライターであるF・W・ENGDAUL氏が与えた敬称です。
ご投稿の数字を見ると、ヒラリー氏は44.9%から48,3%になり、3.4%支持率があげっている。一方、トランプ氏は43.9%から43.8%になり、わずか0.1%の減である。この数字の意味するところを、どのように理解したらよいのであろうか。
はっきりしているのは、第一回TV討論は、ヒラリー氏に有利に働いたということであるが、両人の支持率を大きく変える要素にはなっていないとみることもできる.第二回、第三回と討論会があり、最後まで最終的な支持の動向はつかめないということでしょう。税の問題は大きな問題であるが、違法ではなく、人間として働く当たり前の防衛反応であり、日本のように一方的にマイナス要素になることはないのでしょう。判断を変える人は情緒的な人であり、米国人は理性的にビジネスライクに考えるのではないかと思う。最後までどちらが勝つかわからない状況に変わりないとみています。
これほど日本人が外国の政治事情を耳に入れられることは異様だ。トランプだあ、ヒラリーだあ、・・・はっきり言ってどうでもいいことだ。自分に投票権もない選挙について、こんなに「関心」をもたされるのは「変だ」。
これに対して、フランス、ドイツなどの政治事情については一貫してほとんどまともな情報が流されず、ひたすら米国の、ただしその一部の事情のみが繰り返し、繰り返し報じられる。このような偏った情報流布は、露骨な情報操作の一形態だ。
今の日本人は、「英語ができない」ことをいやに意識しているが、他の外国語については、あまり関心がない。英語ができればいいという態度は、日本語も含めた英語以外の言語の軽視の裏返しである。
同じことで、マスごみの影響によって、米国の事情だけに関心が集中しているありさまは、日本を含めた米国以外の国の軽視の裏返しである。
EU諸国、アセアン諸国が実は米国の衰退を見越して独自の動きをますます顕在化させているなかで、この迷妄ぶりはどういうことか。