私は18日のツイートで「日本社会:豊洲での都官僚だけでないが、日本社会は官僚であれ、政治家であれ、メディアであれ、業務のあるべき姿を主張する人は疎外し、あるべきでないことを平気で出来る人を重用する社会となった。日本がどんどん沈没していくのは当然だろう。あるべきでない方向へ向かう社会になっているのだから。」と書いたが、豊洲の責任者が華麗な出世や天下りしている像は、今日の日本社会そのものだ。ぜひ一読しておくべきだ。
A:事実関係
9月17日日刊ゲンダイ「優雅に出世や天下り…都庁「盛り土無視」全責任者リスト」
優雅なものだ。何から何までデタラメの豊洲新市場騒動。土壌汚染対策の盛り土を実施せず謎の地下空間を隠蔽してきた“共犯者”たちは、ある者は順調に出世し、ある者はシレッと天下り先で余生を送っている。
■伏魔殿ではクロをシロにできる者ほど出世する
なぜ、専門家会議の提言がないがしろにされ、盛
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「辺野古訴訟、国が勝訴 知事の承認取り消し、高裁認めず」判決、「普天間飛行場の被害を除去するには辺野古埋め立て行うしかない」の部分が最大の間違い。海兵隊基地を米国本土、ハワイ、グアム、豪州に移転も立派な政策だ。日本が怯えているだけ。
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陸自宿営地 隣で銃撃戦 南スーダンPKO。米国側が日本に要請はまず最初は「旗を立てろ」次いで「軍靴を戦場に」今、「血を流せ」。安倍政権はこれを容認。沖縄を見れば日本国民も「死ぬのは自衛隊員で自分じゃない」と容認するだろう。
コメント
官僚などの出世や天下りの例は尽きないが、かって全国に多くの大学や大学院が作られたとき、民間企業の研究所で聞いた話です。社内の優秀なドクターが論文を書いているので、また何か投稿するの?と聞いたところ、にやにや笑いながら「研究費を補助してもらってる国の研究所の人に頼まれて博士論文を書いてるんです」ということでした。つまり、博士論文を民間の研究者に書かせ、大学に提出し、博士号を手にして、大学教授に天下る、ということでした。国費を使って博士論文を書かせ、教授として天下った大学教授達がNHKなどの画面を飾っている姿を想像してください。
孫崎先生が最初の本を出されたのはたしか90年代初頭だったでしょうか。
そのころから「外圧」がすさまじくなった。それは、日本を「開国」させるという名目のもと、外資の儲けの対象とするためのさまざまな圧力だった。その動きに応じていった官僚は出世し、国の利益を守ろうとした人びとは失脚させられていった。大蔵省マターで言えば「護送船団方式」がやりだまにあげられ徹底的に叩かれた。
だが、役人<腐敗>の構造は、今の方が酷い。わいろをもらっても高官であれば議員をつづけられるという。
優秀で、正しい分析をする人は、リーダーになれないという構造は、グローバル化のなかで進展している世界的な<腐敗>と軌を一にしているわけだ。
フランスではサルコジが国の金を盗んだという言い方でマスコミが批判している。
日本でも日刊ゲンダイが<腐敗>した都庁高官の実名をあげての報道をしたのはすばらしいことだ。国境なき記者団は日刊ゲンダイをしっかり認知し、その報道を英訳・仏訳するなどして、世界にひろめるべきだ。
国、地方を問わず、国民の税金から給料を貰っている役人が人間として腐敗する理由:
1.自分は民間人より上という誤ったエリート意識。(一部の人)
2.民間企業と違って、役所は競争原理が全く働いていない。
3.失政、サボタージュをしていても、個人的責任を取る必要が全くない。
この状態を改革できるのは、法律を作ることのできる国会議員しかいません。
もちろんそれをサポートするのは国民です。
(ID:18367902)
あるべき姿と言えば、最近の民主党の代表選結果を受けての人事をみると、野党が野党ではなくなったといえる。
現在の民主党の理念と指導体制を見ると、自民党とどこが違うかわからない人たちが中枢を占めることになる。自民党に政権を委譲した野田氏が幹事長というのであれば、今後の自民党との距離は自ずから明確である。自民党の補完勢力であり、9条を含めた憲法改正のハードルを極めて低くしたとみるべきでしょう。自民党と対決する政策をもって対決することが難しいというより、生きることの論理というか、己はこの人生をどう生きるべきかの答えが、孫崎さんご指摘の体制迎合に傾いていくというより、補完的役割を果たそうとしているとしか見えない。政権をとる意思のない人たちが、野党第一党である姿は、かつての55年体制の社会党を思い出す。
自公民で、米国との戦いを始めようというのかもしれない。ロシア問題を含め、米国に対しみんなで渡れば怖くないという気持ちで、米国に抵抗を強めていくということなのでしょう。経済では、実質的に、中国市場での自動車販売数が、400万台を超え日本市場より大きくなっており、アメリカさんよ、さよならの姿に変わりつつある。