201367日付公明新聞「進む 中央卸売市場の豊洲移転」築地の「にぎわい」継承

東京都

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東京の食を支える築地市場(中央区)の移転事業が進んでいる。2015年度には築地の

多彩な役割を継承した新市場が豊洲(江東区)に完成予定だ。期待される豊洲市場の機能を解説する。

・ビジネスチャンス創出 「千客万来施設」を民営へ

中央卸売市場は、大量かつ多種類の品物を集めるだけでなく、「競り」で品物を取引し

て毎日の需給状況を反映した適正価格を迅速に決める機能も担う。

築地市場で扱うのは、魚と野菜、果物。「魚河岸」の名で親しまれ、19352月の業務開始以来、75年以上の歴史を誇る都内最古の卸売市場だ。約480種類ある水産物の取扱数量は1日当たり1821トンと日本最大。そして、日本を代表する観光名所の一つでもある。外国人観光客の人気も高く、連日のにぎ