社会における所得分配の不平等さを測る指標にジニ係数がある。

 厚生労働省が調査したところによると、2011年のジニ係数は0.5536であった。0.50.6は「慢性的暴動が起こりやすいレベル」と言われ、社会騒乱多発の警戒ラインとされる0.4を現状では大幅に上回っており、日本が危険水域に入っていることがデータで示されている(ウィキペディア)。

A:事実関係(915日東京新聞)

厚生労働省は15日、世帯ごとの所得の格差が2013年に過去最大となったとの調査結果を発表した。格差を示す指標を分析した。厚労省は、年金収入に頼る高齢者世帯の増加が主な原因とみている。

  指標は「ジニ係数」と呼ばれ、0~1の間で1に近いほど格差が大きくなることを示す。税金の支払いや公的年金などの社会保障給付を含まない「当初所得」のジニ係数を見ると、1983年以降上昇が続いており、前回(10年)よりも0・0