米国は今、パキスタン、イエーメン、ソマリアで無人機からのテロリスト殺害を実施している。
 通常はこのニュースは出ない。基本的には一般大衆に対して、「米国は無人機での攻撃で殺傷している」ということは公表していない。
 ただここにきて幾つかの報道がなされている。
7日付ワシントン・ポスト紙はKaren DeYoungが論評中「パキスタンとイエーメンでの数百回の無人機攻撃で約3000名のテロ活動家と市民を殺害した」と報じた。
また8日付ワシントン・ポスト紙は「2004年からパキスタンで347回、2002年よりイエーメンとソマリアは55回無人機攻撃を実施した。この攻撃は圧倒的にオバマ政権になってから実施された。他方、テロリストの逮捕はわずかである。一般には無人機攻撃存在しないことになっている。よって一般人の被害は未発表となっている」と報じた。  この話が今、浮上したのには特別の理由がある。
オバマ大統領