鳥越俊太郎はもともと毎日新聞の記者。19884月、サンデー毎日編集長。19898月に毎日新聞社を退職し、テレビ朝日『ザ・スクープ』の司会に就任。テレビ朝日『スーパーモーニング』のレギュラーアンカー等を経る。

『月刊マスコミ市民』2016 4 月号は、鳥越俊太郎「安倍政権下におけるメディア」を掲載した所、その抜粋。

・安倍政権は、自分への批判に神経を尖らせ、露骨にメディアに介入してきました。官邸ではすべての報道番組を細かくチェックすると同時に、メディアのトップと会食を頻繁に重ねています。

・今の安倍政権はテレビ局の上部にプレッシャーをかけて現場に降ろしていくやり方です。現場では、最初はおかしいと思っても、このまま続けるとまずいと感じるようになり、自粛と委縮が進んでいます。

・この3月で報道ステーションの古舘さんが降り、ニュース23の岸井さんが降り、クローズアップ現